ジャズとテニスの雑記帳

ジャズ・テニスそしてオーディオやミステリーについての日常を綴ります

オーディオ備忘録 68 サブ・システムの帯域バランス

 

前回からの続きです。

 

ジャズ用サブ・システムのマルチアンプ駆動は下記のとおりです。

 

高域 約8000Hz~(1.1μFコンデンサーによるハイパス)

   JBL2405

   アンプ ヤマハ M-35(中高域と共用)

中高域 1200Hz~(ハイカットは無し)

   クラシックプロED3402

   アンプ ヤマハ M-35

中低域 90Hz~1200Hz

   ヤマハ 30㎝フルレンジ(型番不明)

   アンプ ラックスMQ68C

低域 90Hz以下

   エレクトロボイス 38㎝ウーファー(型番不明)

   アンプ ビクター PS-A2002

 

帯域バランスの調整。こんな感じで進めました。

まず、ヤマハ30㎝フルレンジとクラシックプロ・コンプレッションドライバーのみのバランスをとります。

1200Hzから2000Hzの間で問題なくつながりそうです。

ED3402のポテンシャルも知りたいので、1200Hzでスタートします。

 

ED3402は12K㎐以上まで出ていますが、ツイーターを足すことにより、伸びやかさが増します。

今回は、ツイーターとしてJBL2405を乗せます。

2405のコンデンサーは1μFで滑らかに繋がっていますが、あえて0.1μFを足してみました。わずかに出すぎかな・・という感じはあります。

 

ヤマハ30㎝フルレンジョは80㎐以下が不足しています。

エレクトロボイスの38㎝ウーファーを約90㎐(120と60の間)以下で繋ぎました。

エレボイのこのユニットは100㎐以下の能率は低いです。たぶん80㏈くらい。

ここは低域用アンプで大きく持ち上げます。

ビクターのPS-A2002は200Wアンプなのでブーストしてもアンプの歪が問題になるということはありません。

 

次回はソースを視聴しながらのレベル調整です。

(続きます)

オーディオ備忘録 67 サブ・システムのマルチアンプ駆動

前回からの続きです。

 

組み上がったサブ・システム

 

このシステムを駆動するアンプたち

 

プリアンプ オンキョーP-306

 

クロスオーバーとパワーアンプ

上段から

ベリンガー・クロスオーバー CX3400

高域用パワーアンプ ヤマハ M-35(ショットキーバリアダイオードに換装)

中低域用パワーアンプ ラックス MQ68C

低域用パワーアンプ ビクター PS-A2002

 

分割周波数

1200Hz

90Hz

JBL2405はコンデンサーでロウカットのみ。容量は1.1μF。

 

中低域のヤマハの30㎝フルレンジは90Hzから1200Hzの帯域を受け持ちます。

ユニットを円筒形のエンクロージャに入れているのは、この帯域の指向性を広くして音場を安定させるためです。

前を向けるほうがオーソドックスであるのは間違いありませんが、物は試しでやってみました。

 

次回は帯域バランスの調整です。

(続きます)

 

オーディオ備忘録 66 ジャズ用サブ・システム

前回からの続きです。

 

サブ・システムをつくると言っても、私はチープ・オーディオですから、まずは、手持ちの機材を使うということになります。

 

出来上がったのが、こちらの4ウェイです。

えっ? なにこれ? かも。

 

低域

エレクトロボイス38㎝ウーファー。型番不明。

 

中・低域

ヤマハの30㎝フルレンジ。型番不明。円筒に上向きにつけてあります。

 

中高域

クラシックプロED3402ドライバー  + JBL2340Aホーン

 

高域

JBL2405

 

マグネットは、ヤマハJBLがアルニコ、EVとクラシックプロがフェライトです。

(続きます)

 

オーディオ備忘録 65 ジャズ再生システム 

突然ですが、再生システムを、ジャズ用とクラシック用とに分けているという方、いらっしゃいますか?

 

いろいろなご意見があると思いますが、私は分けています。

 

ジャズ再生は、

管楽器がスピーカーの面位置より手前に聴こえる、いわゆる前に出ることが、私にとっては必須。

 

一方、クラシック再生は、

スピーカーの面位置より後ろに、オーケストラでいえば、楽器群が並び順に奥行をもって展開することが重要。空間の響きが必須。

 

と言っても、人それぞれ聴こえ方が違うから・・・難しいですね。

聴く音楽も違うし、どう聴いているかも違います。ホント難しいです。

 

それはともかく、ひとつのシステムでジャズもクラシックも再生できればいいのですが、私には、満足できるレベルでの二刀流のシステムは作れませんでした。

できる方は凄いと思います。

 

そんな訳で、拙宅では、ジャズ再生用とクラシック再生用は全く別の再生システムを構成して聴いています。

 

私のジャズ再生用システムはJBLの3ウェイ・4スピーカーのマルチアンプ方式になっています。

 

 

アヴァンギャルド系ジャズ、中でも管楽器を中心に満足のいく音が出ています。もちろん、自己満足ですよ(笑)

 

思い出しました。

「音楽&オーディオの小部屋」のブログ主さん曰く、

「異なるシステムを持つということは、異なる楽団を持つということと同じ」

 

ということで、ジャズ再生サブ・システムの構築、すなわち二つ目のお抱えバンド育成に取り組むことといたしました。

(続く)

 

油絵は謎をささやく 翔田 寛

「音楽&オーディオの小部屋」さんが7月16日の記事で紹介されていた、

翔田 寛 さんの 「油絵は謎をささやく」を読みました。

 

 

一気に読みました。格別な面白さでした。

素晴らしい構造を持った作品で、その重厚さは海外の傑作ミステリーに通じるものを感じます。

 

作者は1958年生まれ。本年64歳。今年の発表作です。

人の年齢が気になって仕方がありません・・・何故でしょう・・・

 

この作家さんは読み込みたいと思いました。

図書館の蔵書を6冊チェック!

 

やったね 大谷翔平選手!!!

ナイス・スイング!

 

そう、素直にお祝いしましょう。

 

「やる人がいなかっただけかな。(二刀流が)当たり前になってくれば、もしかしたら普通の数字かも知れない」

翔平ちゃんの談話。いいですね。冷静で、謙虚で。日本人らしい態度です。

 

私にとって、大谷選手は単なる野球選手ではありません

人間や人生を考えさせられる存在です。

こういう存在は、野球選手でいえば、王貞治さん、イチローさんについで3人目です。

 

今後、私が一ファンとして大谷選手に期待するところは、

単シーズンで、15勝・40本塁打

通算記録で、100勝・300本塁打

これ以上いく?

いってくれれば、それはそれは素晴らしいことです。○○○の土産にこれ以上のものはありません。

 

 

オーディオ備忘録 64 LANケーブルの特徴

前回、LANケーブル仕様の「ミニプラグーRCAピンプラグ」についてレポートいたしました。

今回はLANケーブル第2弾です。

 

拙宅では、複数のシステムの音を愉しんでいます。

ケーブル類は、LANケーブルを多用しています。

 

ジャズ用のJBLシステム。3ウェイ・4スピーカー。

ケーブル類。3チャンネルマルチアンプ駆動

 

クラシック再生用のシーメンスシステム。5ウェイ・5スピーカー。

ケーブル類。4チャンネルマルチアンプ駆動

 

数年前に、ボロトレーンさんの勧めでLANケーブルを使うようになりました。

今では、機器の接続にボロトレーンさん製作のラインケーブルを使っています。スピーカーケーブルもLANケーブル製ですが、こちらは端末処理も簡単ですから自作です。

 

LANケーブルの特徴は、ナチュラルな解像力と低歪感の向上により、お気に入りの機器を正常進化させていく方向に作用するところにあると思います。

 

もう一つ、私のようなマルチアンプの場合、ケーブル類の数はシングルアンプの数倍になります。

懐にやさしいLANケーブルでもあります。高信頼メーカーの100M、200M巻でも1万円もしません。

 

なお、ノンシールド線状態ですが、拙宅でハムが出たことは一度もありません。