ジャズとテニスの雑記帳

ジャズ・テニスそしてオーディオやミステリーについての日常を綴ります

オーディオ

オーディオ備忘録 86 シーメンス・システム 久々のブラッシュアップ その2

「ドームツイーターが音場再生に有利らしい」 拙宅のシーメンスシステムの最高域はリボン型を使っていて、高域の抜けの良さには満足しています。 一方、システム全体として、もう少しだけ上方への音場が欲しい、とも、思っていました。 そこへ、Myuさんの…

オーディオ備忘録 85 シーメンス・システム 久々のブラッシュアップ 

シーメンスの20㎝と10㎝の2ウェイに上下を足した5ウェイで、交響曲や協奏曲等の大きな編成のクラシックを愉しんでいます。 特に不満はない、とブログでも書いてきたのですが、実は不満はあるのです(笑) ひとつは、高域のキレです。 アヴァンギャルド…

オーディオ備忘録 84 身近にいた達人

ボロトレーンさんつながりのSさん。 私より10歳くらいお若いのかな? 当市の隣の隣の市にお住まいです。車で40分ほどの距離です。 昨年暮れにボロトレーンさんのお供で伺いました。 木の床・壁が素敵な12畳のお部屋です。 再生装置です。 アルテックの…

響きをみがく 音響設計家 豊田泰久の仕事

音響設計家・豊田泰久及び関連の建築家、指揮者たちを取材した一冊。 著者は朝日新聞社の石合力。1964年生まれ。 2021.3.30 発行。著者57歳。 豊田泰久さん、1952年(昭和27年)生まれ。 今年70歳。 ジャズファンの私でも知っているサントリーホールの…

オーディオ備忘録 83 オーディオブログ列伝 3 Myu Audio日記 その2

Myuさんのオーディオ装置 メインシステムのアキュトンのユニットを和太鼓の胴に取り付けたシステム。 4ウェイマルチアンプ。 アンプ系はアキュフェーズ・・なんと床下収納です。 最近復活した3ウェイホーンシステム(当方未聴です) ウーファーとドライバ…

オーディオ備忘録 82 オーディオブログ列伝 3 Myu Audio日記 

おかげさまで、オーディオブログ列伝も回を重ねることができました。 Myu Audio日記 のブログ主さん、有名な方です。 月刊誌STEREOの人気コーナー「音の見える部屋」に数年前に登場されています。 和太鼓の胴を使ったエンクロージャにアキュトンのユニ…

オーディオ備忘録 81 オーディオブログ列伝 2 ボロトレーンの日記 その2

ボロトレーンさんの二つ目のメインと言える励磁ユニット・システムです。 3ウェイの使用機器はかきのとおり 低音 調所電器(山形県のトランスメーカー)の励磁15吋フルレンジ 特殊パッシブラジエーター付きJBL4343エンクロージャ 中音 RCA励磁ドライバ…

オーディオ備忘録 80 オーディオブログ列伝 2 ボロトレーンの日記

ブログ「ボロトレーンの日記」のボロトレーンさんは、拙宅とは、道のりで6㎞、車で20分弱の、近いところにお住まいです。 この方、一言で表すと、〇〇〇〇です。放送禁止用語です。 ジャズスラング風に言えば、ガ〇キ〇となります。 例えば、普通のマニア…

オーディオ備忘録 79 オーディオブログ列伝 1 「音楽&オーディオ」の小部屋 その2

別府のSさんのオーディオで、AXIOM80の追求と並んで注目すべき探求があります。 タンノイ・ウェストミンスターです。 正確にはウェストミンスターのエンクロージャの使い方です。 こちらは、オリジナルのタンノイ15インチ同軸ユニットがどうしても…

オーディオ備忘録 78 オーディオブログ列伝 1 「音楽&オーディオ」の小部屋

世の中には愛すべきオーディオブログを書かれている方々がいます。 オーディオ振興のために、そのようなマニアの皆さんを、拙ブログでも紹介していきたいと思いました。僭越ながら・・・ 先にお断りしておきますが、私はマニアではございません。市井の片隅…

コロナ感染闘病記 6 療養中の音楽

前回からの続きです。 体温が37度5分以下に下がってくると、音楽を聴きたくなります。 隔離部屋はオーディオルームですから、音を出すのは簡単です。 で、選んだスピーカーがこれ Vifa(デンマーク)の9cmフルレンジにビクターのドームツイーターを足…

オーディオ備忘録 77 エールの音

前回からの続きです。 ウェルテンバード+励磁の驚愕の音を聴いた後に、隣の部屋のメインシステムを聴かせてもらいました。 そういえば、これまでの訪問でも、励磁システムで驚いた後にメインのシステムを聴いてきました。 そして・・・やっぱメインはええな…

オーディオ備忘録 76 ウェルテンパードの音

少し前になりますが、ボロトレーン邸に行ってきました。 サブシステムのひとつの励磁システム ウーファーとミッドドライバーが励磁、ツイーターはアルニコの3ウェイです。 励磁スピーカーは生き生きした躍動感のある音がする、と私は感じています。 こちら…

オーディオ備忘録 75 マルチスピーカー・マルチアンプの調整

シーメンスの2ウェイを軸にしたクラシック用5ウェイシステム あらためて、各帯域ユニットとクロスオーバーについて記します。 超高域 音工房Zリボンツイーター 約10K㎐~ (フィルムコンデンサー1.22μFによるロウカット) 以下はチャンデバによる分割です。 高域…

オーディオ備忘録 74 シーメンス22aにラックスの真空管アンプを

前回からの続きです。 シーメンスシステムを駆動するアンプを少しだけ変更しました。 従来は、 中高域のシーメンス+音工房ZリボンにT式6L6アンプ。 中低域のシーメンス22aと低域のJBL4412(ウーファーのみ使用)は、ヤマハMX-101を2台、…

オーディオ備忘録 73 シーメンスシステムのブラッシュアップ

前々回からの続きです。 SB-7を居間に移動したのは、シーメンスシステムの周りに空間を作りたかったためです。 左右のSPの周りには下記の空間があります。 スピーカーエンクロージャー背面と後方壁との距離は 88cm スピーカーエンクロージャー側面…

オーディオ備忘録 72 居間のテクニクスSBー7

前回からの続きです。 テクニクスSB-7の移動先は 母屋の居間です。 画像は「ブラタモリ」の録画です。 ちなみに、テレビはFUNAIの液晶50型。3~4年前に、プラズマ50型から買い替えたものです。 プラズマが消費電力460W、こちらは95Wになります…

オーディオ備忘録 71 テクニクス SB-7 の音

クラシック用途のサブシステムとして聴いているテクニクスSB-7 元々は、自作システムが、あらぬ方向へ行かないように、レファレンスとして数年前に入手したものです。 古いものですから、完全動作品という訳にはいかず、いわゆる二個一でまとめました。 …

オーディオ備忘録 70 メイン・システム と サブ・システム

メインのJBLシステムと今回組んだサブ・システムとの比較です。 サブ・システムはできたばかりなので、自分でもまだ性格をつかみ切れていませんん。 メインのJBLシステム このJBLシステムは、大好きなアヴァンギャルド・ジャズ・サウンドを聴くため…

オーディオ備忘録 69 サブ・システムで愛聴盤を聴く

マルチシステムの帯域バランスをとる時に、最初にシングルトーンの信号音を使います。 音源はCDで20㎐から20K㎐の20分割の信号音です。 実際に使うのは12K㎐までです。14K㎐以上は私の耳には聴こえません。 次に、20㎐~20K㎐のスイープ…

オーディオ備忘録 68 サブ・システムの帯域バランス

前回からの続きです。 ジャズ用サブ・システムのマルチアンプ駆動は下記のとおりです。 高域 約8000Hz~(1.1μFコンデンサーによるハイパス) JBL2405 アンプ ヤマハ M-35(中高域と共用) 中高域 1200Hz~(ハイカットは無し) クラ…

オーディオ備忘録 67 サブ・システムのマルチアンプ駆動

前回からの続きです。 組み上がったサブ・システム このシステムを駆動するアンプたち プリアンプ オンキョーP-306 クロスオーバーとパワーアンプ 上段から ベリンガー・クロスオーバー CX3400 高域用パワーアンプ ヤマハ M-35(ショットキーバ…

オーディオ備忘録 66 ジャズ用サブ・システム

前回からの続きです。 サブ・システムをつくると言っても、私はチープ・オーディオですから、まずは、手持ちの機材を使うということになります。 出来上がったのが、こちらの4ウェイです。 えっ? なにこれ? かも。 低域 エレクトロボイス38㎝ウーファー…

オーディオ備忘録 65 ジャズ再生システム 

突然ですが、再生システムを、ジャズ用とクラシック用とに分けているという方、いらっしゃいますか? いろいろなご意見があると思いますが、私は分けています。 ジャズ再生は、 管楽器がスピーカーの面位置より手前に聴こえる、いわゆる前に出ることが、私に…

オーディオ備忘録 64 LANケーブルの特徴

前回、LANケーブル仕様の「ミニプラグーRCAピンプラグ」についてレポートいたしました。 今回はLANケーブル第2弾です。 拙宅では、複数のシステムの音を愉しんでいます。 ケーブル類は、LANケーブルを多用しています。 ジャズ用のJBLシステ…

オーディオ備忘録 63 ミニプラグをLANケーブルで

FM放送のファンです。 リアルタイムで聴く時は単体のFMチューナーで聴きます。チューナーはマランツの10Bです! ジョークですよ。 聴き逃し配信を聴く時は上の写真のスマホをプリアンプに繋ぎます。 スマホの出力端子はミニジャックです。 市販のミニ…

オーディオ備忘録 62 愛用ホーンの復活 と 月下美人

1インチスロートホーンJBL2340Aです。 音像が大きくなりがちな樹脂製ホーンなので、鉛板でデッドニングをして使っていました。 このデッドニングはドンピシャ決まりました。 500㎐カットオフ1k㎐以上で使用する仕様ですが、拙宅ではLE85ド…

オーディオ備忘録 61 ボロトレーン邸の 「ロクハン」

ボロトレーン邸訪問の続きです。 氏が最近入手した、ビクターのアルニコ・ロクハンです。 極めてピュアな接続で鳴らしています。 DACからパワーアンプへLANケーブル、アンプ内部もシールド線でなくLANケーブル単線に換えてあります。 その改造どお…

オーディオ備忘録 60 ボロトレーン邸の励磁システム

ボロトレーンさんから「調整が進んだから、聴きに来て!」とお誘いがありました。 ウーファーと大型ホーンが励磁電源です。テクニクスのツイーターはパーマネント。 今日は拙宅で調整用に使っているCDを持って行きました。 ドヴォルザークのロマンスです。…

オーディオ備忘録 59 励磁3ウェイシステム

一昨日、ボロトレーン邸に行ってきました。 励磁電源の3ウェイです。 温度や空気を感ずる音です。もちろんいい音です。 多くのオーディオマニアのうち一定数の方が、こういう出音を目指している筈です。 何故、温度感や空気感が出るのでしょう? 磁気回路が…