ジャズとテニスの雑記帳

ジャズ・テニスそしてオーディオやミステリーについての日常を綴ります

クラシック

オーディオ備忘録 130 サブシステムのパラゴン化?

拙宅のサブシステムは、どうもメインシステムの2番煎じになってしまう傾向があります。 PEGASUSシステムもYAOUシステムも、そうなってしまうんですね。 そうなると、サブシステムを聴く意味がなくなってしまい、メインシステムを聴く方が良い、ということに…

オーディオ備忘録 129 Siemens-Vifa システムの現況

先々月、 ミッドハイユニットをSeamensの10㎝ツイーターからVifaの9㎝フルレンジに換装した、クラシック用システム SeamensとVifaで、125Hzから5000Hzをカバーし、そこに低域と高域を足していったワイドレンジのシステムです。 (ツイーターの横に…

ヒラリー・ハーン と マキシム・ヴェンゲーロフ

バイオリン曲が大好きです。 バイオリニストはみんな好きというほど、バイオリンが好きです。 ご存命中の方に限りますと、まず、 イツァーク・パールマン(79歳) と アンネ=ゾフィー・ムター (60歳)のお二人。 音色といい、歌心といい、素晴らしいで…

オーディオ備忘録 128 シーメンスシステムの改良 3

マルチシステムのユニットを交換した場合、全体のバランスを取り直すことになります。 新ユニットの能率・レンジ・音質(パワー感含む)を、残留のユニットと合わせていきます。 多くの場合、クロスオーバーポイントの見直しも必要になります。 今回は、もう…

オーディオ備忘録 127 シーメンスシステムの改良 2

ツイーターをSiemens10cmユニットからVifaの9cmユニットに換装しました。 このVifaは、ミッドバスがヤマハの20cmユニットだった頃に合わせていたユニットです。 9cmフルレンジユニットです。 音質は低域方向にレンジが広く、高域は艶がある…

オーディオ備忘録 126 シーメンスシステムの改良 1

クラシック用のメインのSiemensシステムを少し改良したいと思いました。 どんなところかと言うと、ツイーターの部分です。 このシステムは、大きな編成の曲をダイナミックレンジの大きな音で再生することが、最も優先的な事項です。 具体的に言うと、マーラ…

オーディオ備忘録 123 PEGASUS に JBL2405を

PEGASUS CC システム のツイーターは ヤマハJA0506です。 このツイーターは、高域のキレが素晴らしく、個人的には「上品な075」と呼んでいる一方、意外にも、ヴァイオリンの倍音に艶があります。 ただ、不思議なのですが、スコーカーとの…

オーディオ備忘録 121 テレビでクラシックを聴く

前回書いたとおり、私はFM放送ファンです。 また、NHKテレビのクラシック放送ファンでもあります。 クラシック音楽館(地上波)とプレミアムシアター(BSP)がその番組です。 リビングのレコーダーにタイマー録画しています。 ダビングしてオーディ…

オーディオ備忘録 120 FM放送で聴くコンサート:生のコンサート

NHK・FM放送の番組「ベスト・オブ・クラシック」 平日19時半~ 前にも書きましたが、この番組が好きです。 特に、海外のコンサートやフェスティバルの放送が好きです。 今の時代の演奏を聴くことができますし、時々、極上の録音にも巡り合います。 11月…

オーディオ備忘録 118 テクニクス げんこつ の持ち味

「げんこつ」ユニット使用のテクニクスSB-65S ジャズ、クラシック、ヴォーカル等、いろいろ聴いてみました。 20㎝ユニットは万能性が高い、と私は感じています。 各ジャンル、そつなく鳴らします。 苦手な部分は、大音量ですね。 例えば、ジャズのア…

コパチンスカヤ の ジョージ・アンタイル

ジョージ・アンタイル(1900~1959) アメリカのピアニスト・作曲家・発明家 独特の感性の持ち主であられたようです。 この年代は、年上にシェーンベルクやストラビンスキーがいて、年下にウェーベルンやベルクがいます。 二度の大戦があった、厳しい時代で…

オーディオ備忘録 111 グッドマン AXIOM80

久しぶりのボロトレーン邸です。 毎回新しいものが入っていて楽しいです。 ウーファーが新しくなった励磁システム 調所電機の15インチウーファーから、同じ調所電機の15インチウーファーへ コルゲーション入りのコーン紙からノンコルゲーションタイプに…

夏になるとマーラーの交響曲を

まだまだ残暑が厳しいですね。 どういうわけか、夏になるとマーラーを聴きたくなります。 交響曲をまとめて聴きます。 暑くて室内にこもりがちになり、インドア時間が増えるからかもしれません。 マーラーの交響曲は、声楽を中心とした「大地の歌」と未完の…

オーディオ備忘録 107 マイ柱上トランス?

先週の、お盆のころの出来事です。(旧盆です) FM放送の「ベストオブクラシック」 7月13日の放送 交響曲 第29番 イ長調 K.201 ヨーロッパ室内管弦楽団(管弦楽) 、 アンドレス・オロスコ・エストラーダ(指揮) 作曲: モーツァルト (23分9秒) …

音楽家は音楽を聴かない?

今年も咲きました。月下美人 大人気ブログの「音楽&オーディオの小部屋」さんの記事(7月12日)にありました。 音楽家は音楽を聴かない プロの音楽家にとって、音楽活動は自己の創造でもある訳ですから、確かにそうなのかな、と思います。 研究のために…

オーディオ備忘録 105 クラシックシステムの改良(後編)

大谷翔平選手 オールスター前の32号ホームラン! これで気分よく後半戦に向かえますね。 ファンはそう感じますが、大谷選手は、考えていること、見ている景色が全然違うような気がします。 「ホームラン王」をとってほしいなあ。 神様、そのくらいの価値は…

オーディオ備忘録 104 クラシックシステムの改良(前編)

その再生音に、かなり満足しているクラシック用のSiemensシステムです。 この度、秘策?を二つ施すことにしました。 Siemensシステムはヤマハのサブウーファーを含めると5ウェイのクラシック用システムです。 5ウェイと言っても、Siemensの20㎝フルレ…

「クラシックの編曲」に思う

大谷翔平選手 29号ホームラン 打点に顔が残っていますね。ボールにバットが当たる瞬間が見えてる? 信じられない! 6月30日放送のNHK・FM放送 ベストオブクラシック モルゴーア・クァルテット演奏会 【曲目】弦楽四重奏曲 第5番 作品92(ショスタ…

音楽は数学の一分野か?

大谷翔平選手 第26号ホームラン! 最終回の四球も高価値でしたね おっと! 昨日は27号・28号! かつ10奪三振! さて、 愛読ブログ「音楽&オーディオの小部屋」6月18日の記事に、「音楽と数学の交差」という本と、その著者の「音楽は数学の一分野…

オーディオ備忘録 100 コンサートホールの音場 

大谷選手昨日23号ホームラン 8-2から9-10の逆転負け、ドンマイ・ドンマイ!! 久しぶりのオーディオネタです。 音場型スピーカーシステムについて書いてきました。 Siemensシステムは平行設置で壁面から離す設置です。 世間では?平行法と言われて…

オーディオ備忘録  99 Vifaシステムの調整

エンゼルス、打線がつながりだしましたね。 自信を持って行きましょう! 無指向性的な使い方で快調な再生をしているVifaシステム。 問題がひとつあります。 Siemensシステムのウーファーの前をふさいでしまうのです。 そのウーファーは、250Hz以下の…

オーディオ備忘録 98 クラシックシステムの使い分け

大谷翔平選手、150㎞台後半の高め速球にタイミングが合ってきましたね。 低めをミートするアッパースイングと高めを叩くスイング、打撃でも二刀流になってきました。 オーディオネタが続きますが、お付き合いをお願いいたします。 無指向性のVifaシステ…

オーディオ備忘録 97 無指向性システムの音場  

レッドソックスの吉田選手も打ち出しました。 それにしても、キン肉マンですね。 前回からの続きで、Vifaシステム(無指向性)の音場のレポートです。 位置決めは、左右と前後の位置を動かして、耳で聴きながら探っていきます。 好みの音場空間になるように…

オーディオ備忘録 96 無指向性システムの復活

今年の大谷翔平選手、七色の投球ですね。 ダルビッシュ有投手のいい時の凄みを思い起こさせます。 ジャズ用セカンドシステムのウーファーは、筒状のエンクロージャに入れて、上向きに音出しをしています。 コンプレッションドライバーの下がヤマハ30㎝ウー…

ガット弦 と フォルテピアノ による  ベートーベン

2月16日木曜 午後7時30分~ 午後9時10分 シュヴェチンゲン音楽祭(3)ファウスト&メルニコフ 東涼子 (収録:2022.5.24 モーツァルト・ザール、シュヴェチンゲン) (録音:南西ドイツ放送協会) 楽曲 「バイオリン・ソナタ 第4番イ短調 作品23」ベートーベン…

オーディオ備忘録 87 達人の来訪

ボロトレーンさんとご友人のSさんがお見えになりました。 Sさんがお出でになるのは初めてです。 Sさんからのお土産です。当県中西部の銘菓です。ボロトレーンさんからは刺身醤油をいただきました。 お気遣いをありがとうございました。 クラシック用とジ…

オーディオ備忘録 86 シーメンス・システム 久々のブラッシュアップ その2

「ドームツイーターが音場再生に有利らしい」 拙宅のシーメンスシステムの最高域はリボン型を使っていて、高域の抜けの良さには満足しています。 一方、システム全体として、もう少しだけ上方への音場が欲しい、とも、思っていました。 そこへ、Myuさんの…

オーディオ備忘録 85 シーメンス・システム 久々のブラッシュアップ 

シーメンスの20㎝と10㎝の2ウェイに上下を足した5ウェイで、交響曲や協奏曲等の大きな編成のクラシックを愉しんでいます。 特に不満はない、とブログでも書いてきたのですが、実は不満はあるのです(笑) ひとつは、高域のキレです。 アヴァンギャルド…

響きをみがく 音響設計家 豊田泰久の仕事

音響設計家・豊田泰久及び関連の建築家、指揮者たちを取材した一冊。 著者は朝日新聞社の石合力。1964年生まれ。 2021.3.30 発行。著者57歳。 豊田泰久さん、1952年(昭和27年)生まれ。 今年70歳。 ジャズファンの私でも知っているサントリーホールの…

オーディオ備忘録 75 マルチスピーカー・マルチアンプの調整

シーメンスの2ウェイを軸にしたクラシック用5ウェイシステム あらためて、各帯域ユニットとクロスオーバーについて記します。 超高域 音工房Zリボンツイーター 約10K㎐~ (フィルムコンデンサー1.22μFによるロウカット) 以下はチャンデバによる分割です。 高域…