ジャズとテニスの雑記帳

ジャズ・テニスそしてオーディオやミステリーについての日常を綴ります

テニス💛 Viva! テニス小僧!!

ATPマスターズ・インディアンウェルズ

カルロス・アルカラスが優勝しました。

 

カルロス・アルカラス

準々決勝 アレキサンダー・ズベレフ(6シード)

準決勝  ヤニック・シナー    (3シード)

決勝   ダニール・メドベージェフ(4シード)

を破っての優勝

 

ジョコビッチ(1シード)が3回戦で姿を消しましたが、今考えられるもっともタフなドローを勝ち抜きました。

 

復調の兆しが見えましたね。

WOWOW観戦では動きが凄く良かったと感じました。

 

ボディサーブが多いと思いました。

もしかしたら、ナダルと同じように、ストローク戦に持ち込むためのサーブ?

 

今年の男子テニスは、ジョコビッチ、次世代のメドベージェフとズベレフ、新世代のシナー、アルカラス、ルーネを中心に、誰が抜け出すか・・面白い年になりそうです。

そして、ナダルの最後の年に・・・

 

ところで、アルカラスを観ていて思いました。

 

アルカラス、テニス小僧!ですね。

 

どこが?

メッチャ楽しそうじゃないですか。

多彩なテニスを本当に楽しそうにプレイします。

 

ポイントをとれなくても、それはそれで楽しそう!

この感じの選手は、もしかしたら初めてかも知れませんね。

 

テニス史上、こういう意味で”テニス小僧”に近かった選手は・・・

アガシナダル・・・そして、最も近い感じの選手が、我らの錦織圭

 

錦織圭 バックハンド に対する画像結果

 

シンシナティ錦織圭選手が復帰するそうです。

そらあ、楽しみですよ。

元祖”テニス小僧”?頑張れ!!

 

 

野球💛 ダルビッシュ選手の言葉

プロのアスリートはプレイだけでなく、言葉もいろいろ残している人がいます。

 

例えば、パドレスダルビッシュ有投手。

いい言葉をいくつも発していらっしゃいますね。

 

ダルビッシュ画像 に対する画像結果

 

以前、頭部へ投球を当てた時、入院した相手選手を病室に見舞い、

日本では、こういう形で詫びるのです」と。

メジャーは、賠償の問題もあるのか、当てても謝りませんね。

 

今回の言葉も響きました。

15日、カブスの今永投手が好投

41/3回3安打無四球無失点9奪三振

 

今永投手が、ダルビッシュ投手から、

メジャーの投手や打者について「最初は圧倒されるけれど、その環境に身を置いたら普段抑えられている脳のリミットが外れるから」との助言があったとを明らかにしました。(当地の地方新聞スポーツ欄より)

 

私が残念に思うの、日本のテニス界で、こういう発言(行為)を聞いたことがあまりないことです。

 

「もうー! タメイキばっかり!」の伊達公子さん

伊達公子画像 に対する画像結果

 

ジョコビッチなら、「(タメイキを)もっとくれー!」と煽ったと思います。

そして、観客も大きな「ああー」で応えて盛り上がっていく・・・

 

「ボールガールにボールを渡しただけ」の加藤未唯選手


加藤選手は、いつも、ボールガールの視線を確認しないで、バックハンドのライナーで「ボールを渡している」のでしょうか?

 

「当った結果が不幸だった」、というようなことを言わないで、「渡し方が不適切だった」としたうえで、「相手ペアの態度はスポーツマンシップに反する」と言うべきだった、と思います。

 

また、二つの事例の時に、日本テニスジャーナリズムの反応が疑問でした。

事態の本質に踏み込まず、曖昧に終始したと、私は感じました。

これでは、忖度、慣れ合い、が日本テニス界なのか・・・と。

 

テニスだけではありません。スポーツの在り方が問われている時代です。

もう古代スポーツではないのですから。

 

粘着質のブログですみません。

テニス💛 です。

 

 

テニス💛 坂本怜を観て思うこと

男子ジュニアチャンピオンになった坂本怜選手

勝戦をWOWOWで観戦しました。

 

坂本怜

 

長身からのサーブのみならず、エッグボールを打ち決めに行くテニススタイルが非常に楽しみな、今年18歳。

テニスは、意図や意思を強く感じさせるものでした。しかもそれを遂行しました。

 

経歴は、元バレーボール選手の両親のもと、6歳からテニス・水泳・バレーボールに親しみ、10歳から最も好きだったテニスに本格的に取り組む(どこで仕入れた情報か忘れてしまい、再確認できません。正確性に問題があるかも)

3年前から盛田ファンドでIMGアカデミーに所属。

 

複数スポーツの経験、バレーボール出身の両親から受け継いだと思われる体格など、注目すべき点が多いですね。

特に、テニス関係者には広い視野を持って研究してみていただきたいところです。

 

お茶目なキャラクターは、石部堅吉の私には馴染めないものですが、世界的には必要な要素だと思います。

ジョコビッチの、シャラポワの真似のように。

 

それにしても、坂本選手が、ダブルスポーツで「野球」をやっていなくて良かったです。

なぜ? 野球の方に囲われたかもしれないからです。

「プロになれるぞ」「メジャーも夢ではない」と言われた筈です。

 

メジャーと言えば、

米球界のメジャープレイヤー(ロスター1チーム40人)は1200人

プロテニス界のメジャーと言えるのは100人(100位以内でGS出場権)

 

年俸で言うと、メジャーは平均で約5億5千万円。最低年俸保障額が8200万円。

テニスの100位の選手が。どのくらいの賞金を獲得しているのかわかりませんが、100位だと出場料やエキシビションの機会も少ないでしょうから、収入面ではテニスは野球に敵いません。たぶん。

 

ただし、日本のテニス選手は、錦織選手や大坂選手並みになれば、数十億円の収入を得ることが可能です。

大きなスポンサーが付きますからね。

 

そうは言っても、テニスは年中世界規模の遠征で生活が大変、練習は各スポーツ共通で過酷、なおかつ、テニスは試合も過酷

 

よくこんなプロスポーツ・テニスを選んでくれました。

 

坂本選手、1年後に100位台に来ていても驚きません。

将来的にトップ10、№1も決して夢ではないと思います。

 

新世代のシナーやアルカラスとの対戦が目に浮かびます。

 

 

テニス💛 強い選手の特徴

プロテニス大会決勝を闘うような強い選手の特徴は?

 

特に、グランドスラムなどの大きな大会におけるプレイの特徴について考えてみました。(いつもながら僭越至極でございます)

 

 

誰の? と言うと、最近ではジョコビッチ、メドベージェフ、アルカラス、ズベレフ、今回のシナーの5人を指します。ルーネも含まれると思います。

 

第一の特徴

サーブ力

スピード、コントロール、タイミングに優れていて、サービスゲームキープ力が高い。

特筆すべきは、プレイクポイントのピンチにおいて、ノータッチエースあるいはサービスポイントで切り抜けることができること。

 

第2の特徴

ストローク

フォアハンドに絶対的な決定力を持つ。

バックハンドが弱点にならない。守備から攻撃の起点としても使えるバックハンド。

 

第3の特徴

守備力

コート左右の守備範囲が特に広く、簡単には崩されない。

 

これらの特徴を高いレベルで備えているのが、ジョコビッチ・メドベージェフ・シナーの3人で、近いのがルーネだと思います。

 

アルカラスはこのブログでしばしば指摘(まことに僭越ですが)しているように、サーブに問題があるところを他の技術の高さで補っています。

また、ズベレフは、改善がみられるとはいうものの、フォアハンドの決定力不足はまだ残っています(これもまことに僭越ですが)。

 

ということは、この二人、アルカラスはサーブ、ズベレフはフォアハンド、これが追いついて来た時には、凄いテニスになる、と思いませんか?

 

いずれにしろ、2024年はこの6人衆から目が離せませんね。

そして、速いコートではフルカチュ、遅いコートではルードなど、スペシャリスト達が大会を盛り上げてくれるでしょう!👍

 

 

 

テニス💛 全豪新チャンピオン ヤニック・シナー

2024年全豪決勝 シナー VS. メドベージェフ

 

WOWOWの生中継観戦をしながら書いています。

 

第1セット

シナーが硬い。ショットのすべてが低調。

メドベは勝負を仕掛けている。レベルが高い。短期決戦狙いか?

6-3 メドベージェフ

 

駄2セット

シナーは調子上がらずどころかさらに低調。

メドベは第1セット同様攻め立てる。好調を維持。

後半シナーが抵抗を見せる。

6-3 メドベージェフ

 

第3セット

メドベの調子は明らかに落ちてきた。

シナーは自分のアベレージを取り戻す。

6-4 シナー

 

第4セット

寸考:

メドベとしては、第4に集中するのが勝利への唯一の道だと、ワタシは思います。

第3セットでチャージを続けるかどうか、様子を見ているうちに、シナーに隙を与えたと思う。

シナーは、もちろん全力で第4セットを取りにかかるしかない。

さて、どうなりますか?

また、この辺から、二人とも痙攣の危機も考えられる。

 

シナー優勢ながら、白熱の闘い。感動的!

シナー 6ー4

 

第5セット

メドベの方に疲労の色が濃い。

シナー 6ー3 

セット3-2で シナー

 

ダニール・メドベージェフ、ヤニック・シナー

 

コメントは要らないですね。

めっちゃハイレベルのテニス。素晴らしかった!

両選手に心から感謝の拍手です!!

 

 

テニス💛 全豪2024 シナーが来た・・再び

昨年使った題名をまた使ってしまいました・・

 

シナーがジョコビッチを撃破!

ジョコビッチが不調だったのは間違いありませんが、必死のジョコにブレークポイントを与えることなく完封は大したものです。

 

 

まず、サーブの進歩が著しいですね。

そして、ジョコと同等の守備力を手に入れました。

いいトレーニンをしていることを伺わせます。

 

ジョコは自分自身と対戦していたようなものだったと想像します。

「終わりの始まり」が見えた気がします。

 

決勝もたぶんシナーが勝つと思います。

心配なのは、試合後のインタビューで気にしていた足。

もしかしたら、試合終了後、痙攣していたかもしれません。

 

ズベレフ惜しかったですね。

でも、確実に一皮むけつつあると感じました。

 

アレクサンダー・ズベレフ

 

熾烈な新ビッグ4争いの始まりです。

年末にかけてのATPFレースを愉しみましょう。

 

テニス💛 全豪ベスト4 その先は

ベスト4が出そろいました。

1シード ジョコビッチ  VS. 4シード シナー

3シード メドベージェフ VS. 6シード ズベレフ

 

贔屓のアルカラスが負けてしまい、「あとはもうどうでもいいや」なんて不良老人のようなことは言いません。

 

アルカラスの敗因について一言二言・・

 

やはり、サーブのクウォリティが低い。コントロールと組み立ての進化がほしい。

次に、立ち上がりの悪さが時々出る。ジョコビッチナダルに負ける時とダブります。

 

そして、ズベレフに対する苦手意識。

もしかしたらアルカラスはズベレフのファンなんじゃないか? 

これ書きたくて、一言二言と・・(笑)

 

美男に対する憧れが・・・おっと!

私は、アルカラスの風貌好きですけどね。

 

それにしても、次世代が二人残りました。

悪口書いてスミマセン。

 

で、今後の予想、というより希望ですが。

シナーかズベレフに優勝してほしい。今後のテニス界のためにも。