・・と書きましたが、天下のJBLのサウンドではなく、拙宅のJBLシステムの音傾向のことを書きます。
右チャンネルです。
プラスウーファーは横に置くことにしました。前に置くとゴチャゴチャするので。
出したい音は、演奏者を感じられる生々しい音です。
と言っても、楽器の生音までは目指してはいません。生演奏の再現は、私ごときが到達できるものではありません。
目指すは「いい音のするジャズ喫茶のサウンド」です。
若い頃の感動的ジャズ喫茶サウンドは二つあり、ひとつは超有名な「一関・ベイシー」、もうひとつは昭和50年代に六か月間だけ営業をしていて、ある日忽然と閉店し行方知れずになった市内のお店です。
ベイシーはご存じのとおり、2220のダブルウーファー・375・075、JBLアンプによるマルチアンプ、そして”てんこ盛りのノウハウ”・・もちろん、私が知る由もありませんが。
行方知れずのお店は、JBL4345をマッキンの大パワーアンプで駆動。
拙宅のシステムは、SPバッフルより少しリスナーよりに管楽器が定位する、Fレンジ・Dレンジがワイドで密度感がある、音場は左右のSPの外には広がらない、奥行きは後方1m以内に収まる・・・といいなというサウンドです。
ジャズの愛聴盤を聴くためのシステムです。
長い時間をかけています。自分向きのサウンドになっていると思います。