女子選手のBest Of Historyについて考えてみます・・・まあ、これはセレナ・ウィリアムズになるのでしょうね。
ただ、セレナ以外にも、特筆すべき4人の選手がいました。
まずは、以前ご紹介したマルチナ・ナブラチロワです。サーブ&ボレーを武器に圧倒的な強さを発揮し「男子より強い」と言われた猛者です。
強力サーブ、無敵のフォワハンド、えぐいスライス、そしてコート中を跳ね回るフットワーク!
そのテンポは、男子でいえばロジャー・フェデラーのイメージです。グランド・スラムの序盤は、30分で2セットが終わってしまいそうでした。
グラフに対抗したのがモニカ・セレスです。
左右ともダブルハンドでベースラインからシンプルに打ちまくるスタイルはグラフ時代の幕を引く存在でした。
しかし、ご存じのように、暴漢に背中を刺され、2年のブランクの後、カムバックはしたものの、得意の全豪で2連覇した以外は、もとの力を取り戻すことはありませんでした。
あの事件さえなければ、GS優勝も倍の18回くらいになったと思います。その分グラフは減り、20回未満になったかもしれないと・・・「たら」の話ですが。
続く