テニスのビッグ4の偉大さについては改めて述べるまでもありません。
ポスト・ビッグ4の選手たちについて考えてみます。
まず1回目は、ジョコビッチ・マレーの次の世代で将来を期待された選手たちです。
一つ下が、デル・ポトロ、チリッチ、その下に続くのが、錦織、ラオニッチ、ディミトロフ、もう少し若くてティーム、キリオスでしょうか。
各選手のGSにおける成績
デル・ポトロ 優勝(全米) 準優勝(全米)
チリッチ 優勝(全米) 準優勝(全英)(全豪)
錦織 なし 準優勝(全米)
ラオニッチ なし 準優勝(全英)
ディミトロフ なし なし
ティーム 優勝(全米) 準優勝(全仏2回)(全豪)
キリオス なし なし
優勝のある3人は、「一応やった」と評価していいと思います。
問題は錦織です。持っている「テニスの質」は、この中でダントツに高いと思うのですが、なぜ、優勝できないのでしょうか。
ビッグ4に対する成績が、錦織はかなり悪いのです。
対ビッグ4は 9勝46敗
ティームは
対ビッグ3成績、15勝18敗。凄いですね。
(対マレーが確認できませんでしたが、イーブンか勝ち越していると思います)
錦織は最近、少し調子が悪いと、格下に簡単に負けてしまいます。
攻撃力の違いでしょうか?
サーブを強化しようとして、最近も肩を痛めたようですね!
サーブの威力を上げるよりも、速く見せるサーブとコントロールが重要ではないでしょうか。
例えばジョコビッチ。
コースは角度が広い。
スピードは185Kmを標準にして、大事な時に200Kmを使う。
錦織はどうか。角度は十分付けられる。
スピードは標準を175Km、勝負どこで190Kmというようにすれば・・絶対値が低いか・・
もう一人、ニック・キリオスは成長の時期を逸してしまったのでしょうか?
次回は「ネクスト・ジェン」です。