前回の22歳から25歳に続いて、今回は21歳以下のホープたちです。
21歳以下の選手になると、まだランキングが低く、通常の放送に出てくる機会は多くないため、WOWOW・オンデマンドやCSからの映像情報が中心になります。
21歳世代。
すでに20位以内にいるフェリックス・オジェ・アリアシム(加)
21歳以下のリーダー格ではありますが、少々伸び悩んでいる印象があります。
16歳の時に2歳年上のチチパスとジュニア大会の決勝を戦っているビデオを見たことがあります。
スピード感溢れる驚異的なテニスでした。2歳上のチチパスが対抗できない程に。シャポバロフより才能があると言われたのも納得です。
バックハンドの向上とメンタルタフネスが欲しい”もの”です。
セバスチアン・コルダ(米)
父上は、松岡修造と全豪(全米だったかな)で戦い、松岡が芸術的な痙攣で倒れた、あのペトル・コルダです。姉上は女子プロゴルファーで№1です。
それはともかく、アメリカテニス界久々の大器です。
オジェ・アリアシムにないもの・・バックハンドとメンタルを備えています(私見ですよ)
20歳世代
ヤニック・シナー(伊)
トップ10を伺う位置にきています。
私はシナーのファンです。
ひたすら真摯にテニスに向かう姿は、わが身をじゃなくて、ナダルを観ているようです。テニスはネガティブに感じるところがありません。このまま伸びてほしい。
ひとつ気になることが。「腰、大丈夫?」
19歳世代
ロレンツオ・ムセッティ(伊)
17歳で錦織に勝っていましたね。超ハンサムでテニスもカッコいい。ただ、伸びしろはどうかなあ(ゴメンネ)
18歳世代
カルロス・アルカラス(西)
スペイン待望の若手。ジュニア時代に2歳年上のシナーに勝っています。
これから露出も増えると思いますが、多分、みんなびっくりすると思います。
「錦織ジャン!」
そうなのです。錦織のテニスに似ているのです。
上背は185cmと大きくはありません。が、錦織の身長が185cmあったならば・・・そう、№1でしょう!
と言うわけで、ビッグ4に追いつき追い越せで、テニスはますます面白くなります!
それにしても選手のでかくなったこと。そして、でかくても動ける!
198cm メドベージェフ・ズベレフ
196cm ベレッティーニ・フルカチュ・コルダ
193cm チチパス・アリアシム
188cm ルブレフ・シナー(ジョコビッチ)
185cm シャポバロフ・ムセッティ・アルカラス(フェデラー・ナダル)
178cm (錦織)
190cm以上あると、サーブのアドバンテージは顕著です。190cm未満の選手は動きで差をつける必要がありますね。もう大変!!