前回からの続きです。
ジャズを大きめの音量で聴くと、ラウドネス効果により、高音も低音もレベルが上がって聴こえます。
それでも、時々”頭打ち”を感じるときがあります。
そんな時は、周波数の上と下を伸ばしたり、上下端の量を増やしたりしています。
フルレンジそのものをアンプでブーストすると、ユニットとアンプに負担がかかりますので、下(低域)は専用ウーファーをマルチアンプで加えています。
高域は、コンデンサーによるハイパス・フィルター、容量は0.69μF(.47+.22)
フルレンジ3LZとツイーターは6L6からバイワイヤリング(死語?)ですね。
低域は、ベリンガーのチャンデバで50Hzクロス。パワーアンプは手持ちのヤマハM-35。
”上下”を加えてアヴァンギャルド・ジャズを聴くと、全域にわたって実体感の増した高密度な音を聴くことができます(個人の感想です)。
要するに、私が、やや大音量・ワイドレンジ派だということですね。
追加ユニットは、
ツイーターは日立のH‐54Hホーン。
ウーファーは型番不明のエレクトロボイスの15インチ。軽量コーン紙のため、3LZとのつながりも良好です。
JBLとPEGSASUSの音の傾向は似ています。ジャズ用として、好きな方向に持っていってしまうようです。
ふたつのシステムはその日の気分で使い分けています。