ジャズとテニスの雑記帳

ジャズ・テニスそしてオーディオやミステリーについての日常を綴ります

ジャズ愛聴盤 15 テッド・カーソン 「Plenty Of Horn」 with ドルフィー   

TED CURSON 初リーダーアルバム 「プレンティ・オブ・ホーン」

録音 1961年4月

f:id:ranmarubell:20211010222607j:plain

f:id:ranmarubell:20211010222709j:plain

 

カーソンのトランペット(ピッコロ・トランペット)にテナーサックスとリズム陣のクインテットを核として、ドルフィーとドラムの二人が交代で加わるというセッションになっています。

メンバーは全員T・カーソンと面識のあるプレイヤー。

 

ミンガス・グループでカーソンと同僚のドルフィーの参加は2曲、A-3とBー2で、楽器はいずれもフルートです。

 

ドルフィーがカーソンのトランペットに、ユニゾンしながらハーモニーをつけて絡んでいく・・これが凄い・・

 

絶品のデュエットであります。

 

アルバム全体の出来も手慣れた感はあるものの「一丁上がり」ではなく、リズム隊の好サポートもあり、芸術に不可欠な要素である創造性を感じさせるものになっています。