半月ほど前に、クラシック4ウェイのミッドバスをヤマハからシーメンス17eに換装して好結果を得たと書きました。
その時の写真です。
このままでもまったく不満はありませんでした
が、ツイーターをシーメンスにして、ドイツ的な音傾向をもっと高めたいと考えました。
ツイーターを、VifaTG9FD10-08からシーメンス6Rus-LSP-28aに換えました。
取り付けたフレームには、Myuさんのリスニングルームにあやかって、檜を使いました。
ドイツ的な傾向が強まっていい音になったかというと、今のところそうではありません。
Vifaの高域、たとえばバイオリンの艶やかな音色は1級品です。
シーメンスは良く言えば「切れがある」、悪く言えば「歪っぽい」と感じます。
特にトュッティで顕著です。
じゃあシーメンスは不適かというと、そうではありません。まだまだ使います。
私はマニアではありませんが、オーディオ機器に少しはこだわりがあります。
それは「この機器が自分の自分の音楽ライフに留まってくれるか」ということです。
要するに、好きな音楽、いろいろな演奏を、安定していきいきと奏でてくれるか、ということです。
こんな大事なことを、短時間で結論付けてしまうことは、私にはできません。
オーディオ・マニアは短時間で音判断ができることは知っています。
ですから、私はオーディオ・ファンであって、決してマニアではありません。
クロスオーバー、スロープ特性、レベル等々の調整、することはたくさんあります。
なお、Vifaのユニットには、あるところへ移動してもらいました。
それはまた後日。