シーメンスの20㎝・10㎝2ウェイを核としたクラシック4ウェイのその後です。
両ユニット、特にツイーターの鳴らし込みが進みました。
歪っぽさが後退し、切れ味が上がってきました。
バイオリンのソロや小編成での切れ味は上質なホーンツーター並みで、かつ、木目細かさも十分です。
ミッドの17eは、換装当初から、ステージを立体的に再生する方向で高い能力を示しています。
スーパーツイーターの音工房Zリボンツイーターは、能率的に、シーメンスにつなげるのは難しいと思っていましたが、10K㎐以上を伸ばすという点で効果をあげているようです。
バイオリンのフラジオがストレスなく伸びていっているように感じます。
もっとも、12K㎐がギリギリ聴こえるかどうかの私の耳です。気のせいかも知れません。
各ユニットの受け持ち帯域は下記のとおりです。
音工房Zリボン 10K㎐以上
シーメンス10㎝ 2KHz以上
シーメンス20㎝ 125㎐から2K㎐
テクニクス25㎝ 125㎐以下
ヤマハ30㎝ 35Hz以下(5ウェイの場合)
全景です。
置き位置を、少し変えました。
SB-7を少し前に出し、感覚を狭めてあります。部屋の幅の1/3の位置に置いています。
シーメンス4ウェイもわずかに前に。
11月23日のNHK・FM生放送聴きました。
ファビオ・ルイージのチャイコフスキー交響曲第5番の感想は後日に。