ジャズとテニスの雑記帳

ジャズ・テニスそしてオーディオやミステリーについての日常を綴ります

ジャズ愛聴盤 19  アンドリュー・ヒル   POINT OF DEPARTURE    With ドルフィー   

 ANDREW HILL の ポイント・オブ・ディパーチャー 

1964年3月31日 録音

 

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アヴァンギャルダーの中でも個性派(気難しそうという意味で)のピアニスト、アンドリュー・ヒルのアルバム

 

セクステットのメンバーはこの顔ぶれ

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思わず、複雑に唸らされるメンバー?

そこは、さすが実力者の面々、怠りあるわけがありません!

 

ヒルのピアノは大好きです。モンクに通じるホーンライクな演奏です。

ちょっとびっくりしたのが

デビュー間もないジョー・ヘンダーソンの快演

 

ドルフィーは、音色といい、フレーズといい、究極のインプロヴァイザーの本領を存分に発揮していると感じます。 

 

結果として、素晴らしいアルバムになっていると思います。

 

私の中で、このアルバムはウルトラ・モダンジャズ三部作のひとつです。

他の2作は

ジョージ・ラッセル   Ezz-thetics(拙ブログ・ジャズ愛聴盤17)

            1961.5.8録音

エリック・ドルフィー  OUT TO LUNCH(拙ブログ・ジャズ愛聴盤1) 

            1964.2.25録音

この3枚、溜息が出ますね。

 

それにしても・・・ドルフィーヒルの音楽も次があったであろうに・・・と、亡き子の齢を数えてしまいます・・・