新年なのに、昨年の話で恐縮ですが・・・
昨年の12月にFMで「NHK音楽祭2021年」の放送がありました。
放送日
12月27日 井上道義指揮 オーケストラ・アンサンブル金沢
29日 田中裕子指揮 九州交響楽団
30日 飯盛範親指揮 日本センチュリー交響楽団
演目は省略しますが、いずれもセンスのいい選曲だと感じました。
表現に新しい試みが感じられる演奏。
地元の音楽ホールでの演奏会のせいか音響も素晴らしい。響き方を把握している?
その中で、N響は保守的。何十年か前のオーケスト他を聴いているような、1950年60年代の重厚な表現。それがN響の特徴?
今の世に、よく言えば、他にない重厚な響き。多様性を象徴するような存在感。
でも・・・その表現が今必要なのでしょうか?
そのような演奏はすでに多くの録音が名演奏として残されています。
変化して行くのは必然(ファッショな表現ですみません)なのではないでしょうか?
N響には、N響と違う個性の指揮者がぶつからないと、音楽としてつまらない。
私にはですよ。
両サイドが、交響曲等の大きな編成を聴く、スピーカーシステムです。
シーメンスの20㎝と10㎝を中心に、高域に音工房Zのリボンツイーター、低域にテクニクスSB-7の25㎝ウーファーとヤマハの30㎝スーパーウーファーの5ウェイです。リボンを除く4チャンネルマルチアンプ駆動になります。
じっくりじっくり微調整を重ねた結果、つながりの良いワイドレンジシステムができました。
シーメンスのエイジングが進んできたせいか、両ユニットとも、休眠から目覚めたようで、ツッティに於けるクリアーさも十分なものになってきたと思います。
すごく嬉しいです。
コンサートを聴くために、ミニミニマイホールに出掛ける毎日です。