オーディオ備忘録42に書きましたが、シーメンスの2ウェイを中心としたクラシック用の4ウェイについてはかなり満足しているところです。
何回も申し上げて恐縮ですが、私はオーディオマニア度が低いという前提での話です。
音場的には満足、音像定位も満足、音質的に金管・木管の管楽器もいい。問題は弦楽器。
全合奏のクリアーさはオーケストラ再生上、最も困難な部分だと思っていますので、全合奏については置いておきます。「簡単に置くなよ!」と言われてしまいますね(笑)
弦楽器でもう少し改善したいのは、これも難題のバイオリンの音色です。
やはり、艶と言うか、潤いと言うか、そこのところが、もう少し欲しい!
方法として考えたのが、ツイーター用に真空管アンプを使うこと。
以前、スーパーマニアのTさんから「真空管アンプで鳴らしたいね」と指摘されていました。
我が家の真空管アンプは2台。
T式6L6シングルアンプ
ラックスの50CA10プッシュプルアンプ
2K㎐以上のツイーター用ですので、迷わずに6L6シングルを選びました。
変更後の変化は・・柔らかくなりました。フォルテでバイオリンが素直に伸びていく・・感じです。効果ありだったと思います。
音場の展開、音像の解像力に加えて、弦の艶が少し加わりました。