ジャズとテニスの雑記帳

ジャズ・テニスそしてオーディオやミステリーについての日常を綴ります

オーディオ備忘録 44 シーメンス・ツイーターを真空管アンプ駆動する

オーディオ備忘録42に書きましたが、シーメンスの2ウェイを中心としたクラシック用の4ウェイについてはかなり満足しているところです。

 

何回も申し上げて恐縮ですが、私はオーディオマニア度が低いという前提での話です。

 

音場的には満足、音像定位も満足、音質的に金管木管の管楽器もいい。問題は弦楽器。

 

全合奏のクリアーさはオーケストラ再生上、最も困難な部分だと思っていますので、全合奏については置いておきます。「簡単に置くなよ!」と言われてしまいますね(笑)

 

弦楽器でもう少し改善したいのは、これも難題のバイオリンの音色です。

やはり、艶と言うか、潤いと言うか、そこのところが、もう少し欲しい!

 

方法として考えたのが、ツイーター用に真空管アンプを使うこと。

以前、スーパーマニアのTさんから「真空管アンプで鳴らしたいね」と指摘されていました。

 

我が家の真空管アンプは2台。

T式6L6シングルアンプ

ラックスの50CA10プッシュプルアンプ

 

2K㎐以上のツイーター用ですので、迷わずに6L6シングルを選びました。

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変更後の変化は・・柔らかくなりました。フォルテでバイオリンが素直に伸びていく・・感じです。効果ありだったと思います。

 

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音場の展開、音像の解像力に加えて、弦の艶が少し加わりました。