クラシック音楽用のシステムとして、シーメンス2ウェイを軸とする5ウェイの完成度が高まり、このシステムで音楽に没頭する時間が増えてきました。
一方、システムのミッドバス担当?から外れたユニットのシーメンス17eは、フルレンジで鳴らして音の状態を確かめているところです。
17eは入手時からミッドバスとして使っていたため、フルレンジでの音の傾向は掴んでいませんでした。
今は毎日少しでも鳴らすようにしています。
現在感じる音の傾向としては、同じシーメンスの22aや22cよりも柔らかいということ、音の切れは先の2機種に比べると控え目である、といったところでしょうか。
また、国産のフルレンジに比べると、楽音の出方が少し違うように感じます。
月並みですが、ヨーロッパの、特にドイツのオーケストラと日本のオーケストラの響きの違いのようなものを感じます。
管楽セクションも弦楽セクションも、日本のユニットからはなかなか聴き取れない響きがあるように感じます。
知ったかぶりの話になってしまいました。あくまでも個人的な妄想です。
17eは写真のとおり、円筒型の小型エンクロージャに入っています。
聴く位置はかなり近く、17eの芯々の間隔が1m、耳の位置は各ユニットの芯から 1m50㎝というニアフィールドで聴いています。
音量は小~中音量になりますね。