「サウンド オブ ジャズ」のPROLOGUEに、こんな一文が・・
そして、「JBL」のことを、ムカシの人はよく「ジムラン」と呼んだ。
そうでしたね、私もジムランと言っていました。
初めてJBLのスピーカーを聴いたのは、1967年新宿のダイナミックオーディオのショウルームでのこと。
SP-LE8Tを山水のアンプの777、新製品の666で鳴らしてもらいました。
おっと! KOパンチが飛んできました!
お店には、ガラスケースの中に、JBLのSA-660もありましたが、買う可能性のない大学生の身分では、聴かせて!とはとても言い出せませんでした。
いま思えば、SA-660、聴いとけばよかったなあ・・
その頃は、ジムランと言うのが普通だったと記憶しています。
それも、三拍目の「ラ」を半音上げたようなイントネーションで。
JBLをジェー・ビー・エルと呼ぶことが多くなったのは、1970年代に入った頃からでしょうか?
理由は知りません。呼びやすいし、お洒落だから? あるいは、メーカーの希望だったのかなあ?
私は、今はもうジムランとは言いませんね。そんなことをしたら「変なじじい」と思われるだけで、いいことはありません。
で・・
前回書いたジャズ喫茶「ベイシー」を訪問後、しばらくして私もジムランを買いました。
130AとLE85です。バスレフの箱を自作しました。
アンプはオンキョーP306とラックスMQ68Cを導入。
130AとLE85は、現在の3ウェイ4スピーカーの中に現役として残っています。
アンプの方もサブのPEGASUSを鳴らしています。
現在の拙宅のジムラン(言ってますね)がこちら
ミッドのドライバーが2482、ホーンはヤマハの1230で400㎐のクロス
ダブルツイーターは3500㎐からLE85、075はコンデンサーカット
ジャズ喫茶「ベイシー」の系譜と自称しています。