ジャズとテニスの雑記帳

ジャズ・テニスそしてオーディオやミステリーについての日常を綴ります

オーディオ備忘録 58 部屋の定在波対策 続編 自己流石井式の導入

現在は、オーディオ達人の方のいろいろなリスニングルームを雑誌やネットで拝見することができます。

 

凄いですね!! オーディオの別世界ですね。

 

ハイエンドルームの特徴は、

部屋面積が広いこと(高さもあるので容積も大きい)と、石井式リスニングルームの設計を取り入れている方が多いということです。

 

そんな情報を頭にインプットして出てきたのが、我が家に於ける「押入れの活用」でした。

 

オーディオルームの東側の側面です。八欧電機のSPが置いてあります。

三間(さんけん)の幅に、一間(いっけん)の押入れが二つ、半間(はんげん)の洋ダンス、あと半間は出窓式の書棚になっています。

 

狙いは押入れです。

押入れの戸を片方に寄せると、この東側側面に反射面と吸音面が出来ます。

それだけの話なので、石井式と言ったら怒られます(笑)

 

簡単に言えば、「部屋の作りが悪くて音がよじれるので、音波の流れを変えてみた」という訳です。

 

ともかく、押入れの戸を開けると、低域特性が明らかに素直になります。

 

ただし、押入れの中身が見えっ放しというのは、人に見せるわけではないとしても、あまりいいものではありませんね。そこで・・・

 

戸を寄せた後に、目隠しで「のれん」を吊るしました。

 

押入れの戸を開ける割合と、二つののれん(素材は白い方が麻、柄物の方が木綿)の位置は、1か月ほど調整してみて決めました。

 

この対策により、低域のディップは更に浅くなりました。

予想外だったのは、のれんが音像定位に相当な効果があったことです。

昔風に言えば、「ベールが一枚剥がれたような・・・」

 

気のせいかも知れませんが、一か月以上良い状態が続いています。

音楽だけでなく、人の声、歌手もMCも、リアルに定位しています。