ジャズとテニスの雑記帳

ジャズ・テニスそしてオーディオやミステリーについての日常を綴ります

ルクセンブルク・フィルハーモニー マーラー 交響曲 第三番

NHKFM放送の「ベスト・オブ・クラシック」

ベネルクス3国のオーケストラ特集

 

5月19日は

ルクセンブルクフィルハーモニー管弦楽団

指揮 グスターボ・ヒメノ

曲目 マーラー交響曲第三番

 

素晴らしい演奏でした。マーラーの三番は良く聴いている曲ですが、私には非常に新鮮に感じました。1時間30分、あっという間でした。

 

指揮者のグスターボ・ヒメノさんが気になったので、Wikipediaを見ました。

 

1976年 スペイン・バレンシア生れ。バレンシアと言うとアルテックを連想してしまいます(笑)

ヤンソンスアバドハイティンクの副指揮者を務め、2015年から、ルクセンブルクフィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者、同年のコンセルトヘボウ管弦楽団の来日公演を指揮、とありました。

きっと、クラシックファンの方は良くご存じの指揮者なのでしょう。

 

エラソウなことを言ってしまいますが、この方、多彩な要素をお持ちのような気がします。演奏が誰にも似ていない感じです。新しいという意味です。

今回のマーラーの三番では、幽玄なハーモニーが生き物のようにうねっていきます。こういう演奏は大好きです。

 

もうひとつ。録音も素晴らしかったです。

音像が際立ち、音場も前後に深く伸びていました。拘りの録音という印象です。

 

海外のコンサートの放送の中に、時々、ハッとする好録音があります。今回がそうでした。