伊坂幸太郎全44作品中の42番目の「逆ソクラテス」を読みました。
以前、別府のミステリーマニアのSさんが「伊坂幸太郎はミステリー風の純文学」と指摘されていましたが、確かにそうですね。この作品も、考えさせられるテーマを内包しています。
毎度毎度私などが申し上げて恐縮なのですが、この作家さんは、年とともに文章が上手になっています。ミステリーとしての着地も相変わらず見事です。
伊坂作品で未読は、あと2冊になりました。
43作目と44作目を図書館で予約したところ、
43作目 ペッパー・ゴースト(2021.10発刊) 予約 70番目
44作目 マイクロスパイ・アンサンブル(2022.4発刊) 予約140番目
図書館の蔵書数はそれぞれ16冊と14冊です。少し待たなければならないでしょうね。
ペッパー・ゴーストはエッセイ集ですから2か月待ち、マイクロスパイの方は小説ですから5か月待ちくらいかな?
ちなみに、当市の図書館数は12館、合併で増えました。
図書館から借りてばかりだと、作家さんからは、「たまには買って!」と言われそうです。
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