全米テニス2022年 優勝のアルカラスと準優勝のキャスパー・ルード
この二人、身長が183cm。
190cmを軽く超えるテニス選手が増えている中では小柄の方になります。
高身長のメリットは?
これはもうサーブですね。
角度とスピードの点で、大きなアドバンテージです。
圧倒的な強みですね。
高身長の選手の長いリーチは、それほどのアドバンテージではないと思います。
遠くの球に手が届く? 3mくらいの身長なら、そういうことも言えるかもしれません。
しかし、遠くの球に対応するには、リーチよりも、体を動かすスピード・予測の力の方が大事な要素になると思います。
男子テニス選手の身長は、188cmが理想だと、私は思っています。
過去のチャンピオンではレンドル、エドバーグ、現在はジョコビッチが188cmです。
185cmも好?身長だと思います。
185cmから188cmの選手は、サーブのメリットの恩恵も受けながら、大きすぎないメリット・・・スピードを持ち合わせます。
オールラウンドに強さを発揮します。
アルカラス、ルードはこのスピードのメリットを十分に生かしたテニスをします。
低身長?によるサーブの不利については、
アルカラスは腕が長いので実質的に185cmクラスの選手と同じでしょう。また、全米決勝のマッチゲームで見せたフェデラー感覚のサーブ! これが身に付いたら・・ムム!
ルードはもの凄く頭を使う選手なので、対戦相手は皆、やり難さを感じる筈です。また、サーブには、すでにフェデラーの要素を取り入れています。今後の更なる成長が期待できます。NY娘タイラーもこのタイプになると思います(楽屋落ちです)
フェデラーもナダルも、グリップエンドを包み込むようにして、ラケットを長く使ってサーブを打っています。長く持つと、ラケット操作が難しくなりますが・・・
サーブ力はチャンピオンになるために、極めて重要なスキルなんですね。
余談ですが、
私がこれまでの草トーナメントで対戦した最も高身長の選手は188cmです。(試合後に確認)
サーブのスピードもありましたが、高いところから飛んでくるその角度には、試合終了まで慣れることは出来ませんでした(私ヘタなので)
183cm・181cmのペアと対戦したこともあります。しかし、188cmはちょっと違いましたね・・・