重厚なミステリー作品を出し続けている翔田寛
2015年発刊、当時作者57歳。
真犯人
こちらは、2017年発刊 当時作者59歳。
冤罪犯
両作品とも、いつもどおりの濃密な展開のミステリー。
かといって難解な展開ではなく、私のような素人でも、読者刑事として、しっかりと筋読みに参加することができました。
ミステリーの筋に絡む重要な登場人物が数多く登場し、巻頭に登場人物一覧を付けてもらうと助かります・・
こんなところで記銘力の低下を実感するとは思いませんでした。
登場人物の時代背景や心理的な背景の中でミステリーが進んでいきます。
この作家さんの世界が好きです。