ボロトレーンさんの二つ目のメインと言える励磁ユニット・システムです。
3ウェイの使用機器はかきのとおり
低音 調所電器(山形県のトランスメーカー)の励磁15吋フルレンジ
中音 RCA励磁ドライバー+ゴトーホーン
高音 テクニクス9シリーズ(パーマネント・アルニコ)
レコードプレイヤーはウェルテンパード+オーディオテクニカ
こちらのシステムはある意味でメインシステムと対照的な音といえます。
何が対照的なのか?
メインシステムはどこまでも生音を分析的に表現していく。
一方、励磁システムは生音の響きを表現していく。
ところが、
両システムの音は非常に似ています。
対照的なのに似ている。
私にはそう聴こえます。
たぶん、両システムとも、ボロトレーンさんのキーワード「情報量」を追及しているからなのでしょう。
音、音色でなく「情報量」を突き詰めていくと「音色」が似てくる・・・Hi-Fiの原理でしょうか・・・
そしてその追及が、
いいかも知れないと思ったら試してみる、
誰もやったことのない事も、いや、そうだからこそ試してみる、
というフロンティア精神に溢れています。
これこそ、ボロトレーンさんの最大の特徴なのかもしれません。
ボロトレーンさんのシステムは現在進行形で進化しています。