ボロトレーンさんつながりのSさん。
私より10歳くらいお若いのかな?
当市の隣の隣の市にお住まいです。車で40分ほどの距離です。
昨年暮れにボロトレーンさんのお供で伺いました。
木の床・壁が素敵な12畳のお部屋です。
再生装置です。
アルテックのグレイのチップボード・強力補強型のショートホーン付き箱です。
ウーファーはアルテック416、511ホーン、コンプレッションドライバーはJBLLE85、ツイーターはJBL2405
アンプはフォノイコ・プリ・パワーすべてSさんの自作です。
ウーファーは2A3プッシュプル、LE85と2405は2A3シングルをパッシブ・チャンネル・ディバイダーで2チャンネル・マルチアンプ駆動されています。
プレイヤーはマイクロ精機BL91、サエクのアームにカートリッジはデノン305
一口で表現すると、音の凄く良いジャズ喫茶の音です。
ジャズ再生に幅広く対応する高い能力を感じました。
柔らかく、演奏者の姿が見えるような出音です。
クラシックもいけると思いますが、今日は聴いていません。
確か、このSPシステムはここ1年くらいの間に組んだものと記憶しています。
それで、このような、肩の力が全く感じられないいい音・・いい意味でさりげなく、凄い音を出されていることに驚かされます。
それにしても、2吋振動板のLE85が500㎐からキレイに416とつながっています。
見事な3ウェイです。
LE85は”ツイーターとつながる能力の高いユニット”です。2405でも075でも、しっかり繋がります。
余談ですが、
4吋振動板ドライバーでは、なかなかこうはいきません・・・
拙宅の2482は、高域3500㎐くらいからツイーターが必要です。実は075でも苦しいので、LE85をはさんで075につなげています。
2405ではまったくつながりません。
4吋振動板で例外的だと思うのは375ドライバーですね。これだと075と相性良くつながりますね。この組み合わせの愛好家が多いというのは納得出来ます。
Sさん邸のアルテック・JBLハイブリッドシステム、いい音を聴かせていただきました。