「このミステリーがすごい! 2023」
このランキングで国内1位に輝いた本著「爆弾」
この本は、引き込みますね。
冒頭から一気に読ませます。まさにグイグイと。
ネタばれになりますから、内容については曖昧な言い方しかできません。
実は、最後の「ミステリーの着地」の形がわからなくて、終焉部を読み返しました。
・・やっと理解できました・・傑作ですね!!
ただ、展開に少し感ずるところがあります。エラソウですが・・
わき役の登場人物Iのとった行動が、私には必然性があるものとは思えませんでした。
ミステリーの場合、展開に偶然性があるのはかまわないと思います。それが突拍子もないものであっても。
一方、必然性のない展開はまずいと思っています。もちろん私見です。
それと、最も中核に位置する人物Sの生成の描写が充分ではない気がします。
生成・・どんな人生がこのような死生観をつくったのか? は描かれています。
一方、この人物が、どうやってあのような能力を獲得したのか?
私には分かりませんでした。読解力不足でしょうか・・・
以上は、素人ミステリーファンの戯言です。
「爆弾」! これほど読ませる作品はめったにないと思います。
それこそ余談です。
類家(るいけ)という刑事が登場しますが、類家と言えば、ジャズファンにはトランペッターの類家心平ですね。
作家さんジャズファン?
類家心平&中嶋錠二 「DUO」 お薦めです。
御礼
昨日(3月8日)のDaiichiテレビ”まるごと”をご覧いただき、ありがとうございました。
リックス静岡テニスクラブは3分間の放映でした。
私の考えていた「期待」は、佐藤コーチがマスクを外して出演することでした。
なんと! マスクしていましたね・・・残念! 美しいお顔が見えません!
女性にほとんど興味のない私ですが、佐藤コーチの美人ぶりには目が眩みます。ホント!
こうなったら、是非一度実物?を見に来てください・・じゃなく、クラブの体験レッスン参加をご検討ください!