JBLシステム用のアナログプレイヤー・デノンDP-3700Fのターンテーブルが突然高速回転を始めました。
来たか! ですね。
ダイレクトドライブの場合は、コントロール部が劣化すると、こうなるようです。
3700Fのターンテーブル(我々の世代は、フォノモーターと言っていました)はDP-3000です。
軽量プラッターの制御が良く、安心して使ってきました。
他にも、ヤマハのD-3、ソニーのPS-LX300H(これだけベルトドライブ)を使っています。
しかし、アームも含めた信頼感は3700Fですね。今後も、これをメインに使いたい!
早速、お世話になっているオーディオ店・AV-BOXに行き修理を依頼。
社長曰く、
「最近1台修理に出したよ。費用は2万円から2万5千円位かな? 直らなかったら、ウチにあるDPー3700を買ってよ。テクニカのアーム1005Ⅱも付いてるし、このアームほとんど未使用。49800円!お買い得だよー」
確かに! テクニカのアームが美しい。
余談ですが、オーディオ機器の中で、もっとも美しい部分がトーンアームだと、私は思います。
(取り外し修理に出したDP-3000)
待つこと5日・・・
直ってきました! 料金は税込み2万2千円。よかった!
さあ、組み込みです。
3700Fのキャビネットは積層合版です。
長岡鉄男さんが推奨していたキャビ方式です。
当時、私も合板を重ねて、パイオニアMUー31と2本アームを取り付けていました。半世紀前の昔話です。
このアマチュアライクな製法の方式のおかげで、システム重量が15㎏(ボクシングでいえばミドル級)あり、結果としてハウリングに強いプレイヤーになっています。
トニー・ウイリアムスのバスドラでも、空気は震えますが、プレイヤーは大丈夫です。
取付完了です。
さて、DP-3000リハビリの1枚はどれにしましょうか・・・
最近入手したこのLPにします。
3700Fが完全復活です。
私の年齢からすれば、一生ものです。