ジャズとテニスの雑記帳

ジャズ・テニスそしてオーディオやミステリーについての日常を綴ります

黙秘犯  翔田 寛

6-0が11-12に、なる?

「なおエ」という言葉を頭の中から消すことにしました。

ネガティブな表現は止めます。

昔、「PLより弱い」と言われた球団がありました。まったく嫌な表現でした。

・・上手いこと言うなあとは思いましたが・・

 

私、阪神ファンではありませんよ。

好きな選手のいる球団のファンです。

メジャーでいえば、エンゼルスとメッツとレッドソックスのファンです。

 

 

黙秘犯」 翔田 寛 著

2019年作 作家 61歳の時の作品

 

 

ミステリーを読んでいて、自分にとって、凄くナチュラルに読み進められる作品ってありませんか?

あるいはそういう作品を多く書く作家さんっていませんか?

 

私にとってそういう作家さんのひとり 翔田 寛 さん。

 

いつもながら、登場人物の生き方がうごめくミステリーです。

 

これまで、拙ブログで、翔田寛の作品の感想を述べてきました。

「影踏み鬼」

「誘拐児」

「真犯人」

「冤罪犯」

「油絵は謎をささやく」

そして「黙秘犯」

 

この作家さんの特徴の一つに、読者に深く推理参加をさせる展開があります。

そしてもう一つ、登場人物の人生がミステリーの中に色濃く反映され、事件(作品)を作り上げています。

外国の長篇ミステリーと似たものを感じます。

 

堂々たる構造を持つ 翔田ワールド! 面白いです!