ジャズとテニスの雑記帳

ジャズ・テニスそしてオーディオやミステリーについての日常を綴ります

ボクシング🏆 井上尚弥の強さ

井上尚弥 ネリを6ラウンドTKO 4本のベルト防衛

 

 

 

何より凄いと思ったのは、初回ダウンした時に、エイトカウントまで休んでから立ったこと。

それも、「こういうこともあるかと準備して、そのとおり対応できた」との言。

 

一度もダウンをしたことのない全勝のチャンピオンが、ダウンの想定練習をし、本番で具現化する・・なんという選手なのか!

 

危機管理完璧ですね。これは強いです。

 

実は、ネリは強打も武器ですが、パンチを効かせた後の仕留め方が一流の選手なのです。

第1ラウンド、そのネリの攻勢を凌いだ後は、もう井上尚弥のものでした。

 

井上に勝つには、1~2ラウンドの間にKOする以外にはなさそうです。
3ラウンド目からは挑戦者にチャンスは来そうにないと感じました。

 

今回の勝利で、「フェザー級もいける、その上も! ガーボンテイ・デービスと闘うのが観たい!」

という声が出ています。

こういう発想は困ったものです。

 

デービスはライト級ですよ。しかも、パンチ力はウエルター級!

ボクシングファンならそんなことは言わないと思います。

 

井上自身は、「スーパーバンタム級で、しっかり闘っていく。上の階級は、それからのこと」と至極まともなコメント。

 

ボクシングは、最もストイックなスポーツです

真の危機管理ができる井上尚弥は素晴らしいボクサーです。

言うまでもありませんが。