最初にご紹介したいレコードはエリック・ドルフィーの最後のスタジオ録音である「OUT TO LUNCH!」です。
1964年2月の録音。その後、ドルフィーは4月に渡欧し、6月29日にドイツにおいて公演中に倒れ急逝。
本作品のアンサンブル・インプロヴィゼーションの完成度は他に類を見ないものだと思います。
ただ・・・共演者にブッカー・リトルがいたならばどのように・・・という思いは、このレコードを聴くたびに湧き上がってきます。
ドルフィーとリトルの夭折を、私は、未だに受け入れることができていません。