西岡選手のウィンブルドン2回戦の相手
ジョヴァニ・ンペシ・ペリカール
フランス人選手ですのでフランス語的な読み方になります。今後、読み方は少し変わるかも知れませんね。
今年21歳になる、アルカラス・ルーネ世代
もしかしたら、シナーを先頭に、新ビッグ4を形成・・・と言うのは早計か早計でないかは今に分かることですが・・・
規格が凄いですね、203㎝の長身で筋肉量もある、たぶんアフリカ系フランス人
メドベージェフやズベレフのように198㎝という長身の選手は、サーブのスピードも角度も上がるのですが、それが、2mを越すと、角度が一段とつくようになり、それはそれは凄まじいサーブということになります。
過去の2メートル越えの選手で思い出すのは、
まず、イボ・カルロビッチ211㎝、ジョン・イズナー208㎝、そして、ケビン・アンダーソン203㎝
超長身選手は、リターンやストロークに難があり、グランドスラムで大活躍することは、あまりありませんでした。
その中で、ストロークもできるケビン・アンダーソンは、ウィンブルドンでフェデラーに勝利し決勝に進みましたし、全米でも決勝に行っています。
で、今日の西岡戦のペリカール選手を見ていて思いました。
これは・・・驚異的なテニスです。
サーブはイズナーに近いのですがちょっと違います。
ゴラン・イバニセビッチ193㎝を203㎝にしたような切れがあります。
ストロークのトータルレベルはアンダーソン級です。しかも、伸びしろは充分ありそうです。
最も得意であろう芝のサーフェスで、どんな活躍を見せることができるか。
3回戦のルースオブリ戦を勝ち抜けると、4回戦はムセッティ、準々決勝はアレキサンダー・ズベレフです。
どこまで行けるか? 観るのが楽しみです。
それにしても、ペリカール選手、ボクシングをやっていればヘビー級のチャンピオンになる可能性があったかもしれません(打たれ強さが必要ですが)。
テニスプレイヤーの方が長く深く人生を追求ができると思いますよ。
(ボクシングファンなのに、問題発言ですね)