ジャズとテニスの雑記帳

ジャズ・テニスそしてオーディオやミステリーについての日常を綴ります

伊坂幸太郎 「殺し屋」三部作

 

伊坂幸太郎のファンです。

 

伊坂幸太郎作品にはシリーズものと云える作品があります。

これらは、単独でも楽しめますが、やはり順番に読むことで何倍も楽しむことができます。

 

この「殺し屋シリーズ」は傑作だと思います。

 

「殺し屋」シリーズの第1作 「グラスホッパー」  伊坂作品第7作

出てくる殺し屋は、「鯨」「蝉」「あさがお」「スズメ蜂」

 

シリーズ第2作は 「マリアビートル」  伊坂作品第21作

殺し屋は、木村、天道虫、真莉亜、蜜柑、檸檬、スズメ蜂、あさがお、そしてX、と大勢出てきます。

 

シリーズ第3作 「AX(アックス)」  伊坂作品第36作 

 

殺し屋は 超恐妻家の兜(かぶと)をはじめ、屈折した?面々・・・

 

私の陳腐な説明は省略します。

着想抜群で、最後まで構成が破綻しません。フィニッシュが決まるということは、体操競技の着地のように大事な要素です。伊坂作品の特徴です。

 

このシリーズを読んでも、伊坂幸太郎は、つくづく「愛情と友情の作家」だと感じます。

愛情と友情・・大切ですね。

ワタクシ、青くさいですか?

 

なお、伊坂幸太郎を一番楽しむ方法は、第1作から順番に読むことが宜しいかと存じます。