ツイーターを77㎜の東京コーン・フルレンジに換装したオールコーンシステム
鳴りはいいですね。
クロスオーバー周波数は3K㎐にしました。
シンバルのアタック音が良く出ます。
JBLの075に似たイメージです。”似た”ですが。
そうなってくると、別の部分が気になってきます。
ウーファー(最低域用の)です。
EVの15吋ウーファーは、本来PA用のユニットで、低域はあまり伸びていません。
マルチアンプで60㎐以下をブーストしていますが、限界はあります。
ここは、F0(エフゼロ)の低いウーファーを当てたいところです。
こうなりました。
SB-7のウーファーは25㎝、ヤマハのフルレンジは30㎝口径
試聴です。
高域の強さに見合った低域が得られたと思います。
ウッドベースのG線の開放弦、この約40㎐の基音がしっかりと出ます。
前のEVでは、40㎐の基音は無理で、倍音の80㎐により、低音感は何とか出ますが、当然、ビッグバンドの厚みやウッドベースの沈み込みは望めませんでした。
ヤマハの30㎝フルレンジの速い低域と、テクニクスの低い低域の相性は、少し心配でしたが、大丈夫そうです。
4ウェイを駆動する、フォステクスのチャンデバとヤマハのパワーアンプ
いろいろなジャズを聴きながら、このシステムの特徴を掴んでいきます。
ヤマハの30㎝フルレンジは、好みの音色ということがわかっていますが、シャープの16㎝フルレンジユニットが、今後目覚めるとすると、どのような表情(の変化)を見せてくれるか。
オーディオの愉しみですね。