ジャズとテニスの雑記帳

ジャズ・テニスそしてオーディオやミステリーについての日常を綴ります

オーディオ備忘録 その15 クラシック用システム

ジャズ用システムの反対側にクラシック用システムを置いています。

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時々「クラシック用とかジャズ用というシステムはない」というご意見を聞くことがあります。

「ソースに入っている情報をそのまま再生するだけ!」と。

 

そうですか・・・

そもそもソースに入っている情報とはなんですか?

ミキサーが調整し記録した情報がその”情報”だとしましょう。それをそのまま再生することが正解なら、その時のモニター装置を使う必要がありますね。

モニター装置が手に入ったとして、その出音が嫌いなバランスだったら?

 

マニアでない私の妄想ですが・・・音の違いは、周波数特性と過渡特性がもたらしているように考えています。この二つが音の好みに大きく関与していると思います。

迫力がある、切れがある、透明感がある、スケール感がある、繊細である等々の聴こえ方ですね。

この聴こえ方を工夫するのがオーディオを趣味とすること、かな?

ソースの録音特性が好みでなかったら、オーディオ機器で再調整してもいいのではないでしょうか。

ミキサーとリスナーの耳の特性が同じとは限りませんし。

 

私の場合、ジャズとクラシックでは鳴らし方が違います。

単純に言えば、ジャズは管楽器とウッドベースを優位に、クラシックはワイドレンジと音場優位に、という風になります。これが逆だと、ちょっと面白くないです。

 

標題にクラシック用と書きましたが、正しい言い方は、マイクラシックシステム、マイジャズシステムですね。

 

(異論歓迎)