エリック・ドルフィーのアウト・ゼア
1960年8月 録音
ドルフィーのワンホーンセッション。
編成が少々変わっています。
チェロ、ベース、ドラムのピアノレスです。
ドルフィーの演奏はややストレイト。この印象のドルフィーは案外少ないです。
ロン・カーターは和音感覚とタイムキープに優れた人だと感じます。
チェロを弾いても、スコット・ラファロやニールス・ぺデルセンのようなソロはしません。
マイルス・デイビスに抜擢されたのは納得ですね。
デュヴィヴィエの重心の低いベース。そこに、ロイ・ヘインズのブラシ。ドラムは、後方に聴こえるのが、私は好きです。
レギュラー・カルテットのような趣きです。