ジャズとテニスの雑記帳

ジャズ・テニスそしてオーディオやミステリーについての日常を綴ります

ジャズ愛聴盤 12   エリック・ドルフィー「Out There」 

エリック・ドルフィーのアウト・ゼア

1960年8月 録音

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ドルフィーのワンホーンセッション。

編成が少々変わっています。

チェロ、ベース、ドラムのピアノレスです。

 

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ドルフィーの演奏はややストレイト。この印象のドルフィーは案外少ないです。

 

ロン・カーターは和音感覚とタイムキープに優れた人だと感じます。

チェロを弾いても、スコット・ラファロやニールス・ぺデルセンのようなソロはしません。

マイルス・デイビスに抜擢されたのは納得ですね。

 

デュヴィヴィエの重心の低いベース。そこに、ロイ・ヘインズのブラシ。ドラムは、後方に聴こえるのが、私は好きです。

レギュラー・カルテットのような趣きです。