ジャズとテニスの雑記帳

ジャズ・テニスそしてオーディオやミステリーについての日常を綴ります

植草甚一さんを読み返す ジャズの前衛と黒人たち

JJおじさんこと植草甚一さん。

まさか、過去の人になってはいないでしょうね。

どうしてかと言うと、今、あの頃のジャズはほとんど聴かれていないのではないかと思います。

スイングもバップもアヴァンギャルドも。

 

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植草さんは1908年(明治41年)8月8日生まれ(余談ですが、ロジャー・フェデラーも8月8日生まれ)

 

氏は、映画・本・ファッションと多彩な趣味人。私のような堅気の市民には、憧れとともに少し複雑な心情を持たせる人でした。

 

何の弾みか・・植草さんのことが頭に浮かび、生前の著作を見てみました。

全部で15冊、うち、私が読んだのは3冊でした。20代のことです。

 

最初の著作が「ジャズの前衛と黒人たち」。無性に読みたくなりました。

とうの昔に私の手元にはありません。貸したのか、もっていかれたのかもわかりません。

 

当地の図書館にありました。

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こんな袋に入れて貸し出しです。

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目次はこんな感じ

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ドルフィーの記事

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この記事以外にも、ドルフィーの名前は何回も出てきます。

半世紀を経ての再読です。文句なく面白いです。時の経過が、この本の意義を更に高めていると思います。