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シュヴェチンゲン音楽祭(3)ファウスト&メルニコフ
東涼子 (収録:2022.5.24 モーツァルト・ザール、シュヴェチンゲン) (録音:南西ドイツ放送協会)
楽曲
- 「バイオリン・ソナタ 第4番イ短調 作品23」
ベートーベン:作曲
(バイオリン)イザベル・ファウスト、(ピアノ)アレクサンドル・メルニコフ
(20分36秒)
「バイオリン・ソナタ 第5番 へ長調 作品24「春」」
ベートーベン:作曲
(バイオリン)イザベル・ファウスト、(フォルテピアノ)アレクサンドル・メルニコフ
(22分07秒)
「バイオリン・ソナタ 第10番 ト長調 作品96」
ベートーベン:作曲
(バイオリン)イザベル・ファウスト、(フォルテピアノ)アレクサンドル・メルニコフ
(25分45秒)
「バイオリン・ソナタ 第6番 イ長調 作品30 第1から 第2楽章」
ベートーベン:作曲
(バイオリン)イザベル・ファウスト、(フォルテピアノ)アレクサンドル・メルニコフ
(6分32秒)
~以上、2022年5月24日 モーツァルト・ザール(ドイツ、シュヴェチンゲン)~
「バイオリン・ソナタ イ長調 D574から 第3、第4楽章」
シューベルト:作曲
(バイオリン)イザベル・ファウスト、(ピアノ)アレクサンドル・メルニコフ
(8分50秒)
<キングインターナショナル KICC2610>
バイオリンにガット弦、ピアノはフォルテピアノだった時代の音楽を、当時の楽器仕様で演奏する形態があります。
バッハやモーツァルトはもちろん、ベートーベンもこの時代です。
私は、そのような時代の音楽でも、モダン楽器による、明晰でダイナミックレンジの広い演奏の方が好きでした。
ピリオド楽器によるプロのコンサートも聴いたことがありますが、そうする必然性を感じませんでした。
ところが・・
2月16日のFM放送で、ピリオド楽器による演奏も素晴らしいのだと、初めて思いました。
イザベル・ファウストとアレキサンドル・メルニコフの演奏は、それぞれの音も艶やかで素晴らしいのですが、音の溶け合い方が凄い!
1800年頃のサロンの響きはこうなのかと思わせる空気感です。
これがピリオド楽器による演奏か!!
放送を聴きながら、リスニングチェアを前後に動かして、コンサート会場の1階・10列目くらいの位置に調整・・・
この放送は演奏会場にワープさせてくれました。
こういうことがあるから、FM放送は貴重です。