メドベージェフ VS. マレー
ドーハ(ATP250)の大会決勝戦、深夜のWOWOWオンデマンドで観ました。
技術の粋をぶつけ合うハイレベルな試合でしたね。
この大会で優勝したメドべージェフは、通算勝率が7割を超えました。
281勝120敗 勝率 .7007 ツアー優勝大会は17大会目(GSは1回)。
何の話?と思われるかもしれませんが、テニスを数字で見ていくと、これが結構面白いのです。
100試合以上闘っている選手の中で、勝率7割を超えたのは、今回決勝を戦ったマレー以来の快挙だと思います。
マレーより若い選手で、初めて勝率7割を超えたのです。
ということは、ビッグ4につぐ選手と言っていいのかも。
さすがネクスト・ジェンの長男格ダニール・メドベージェフ
勝率7割、それがどんなに凄い事かと言うと・・・
マレー以降の選手と言えば、まず錦織圭ですね。
確か、勝率 .660くらいです。ツアー優勝は12回(GSはゼロ)
錦織世代の代表、
デル・ポトロは .690くらい 優勝は22回(GSは1回)
チリッチは .670 くらいかな 優勝は20回(GSは1回)
ラオニッチとディミトロフは .650に届いていないと思います。
勝率7割を超すことは大変なことなのです。
勝率が”くらい”と曖昧な表現になってしまうのは、Wikipediaの記事から勝敗数の記載が無くなってしまったからです。最近ですよ。
何故でしょう?
私のように、ニッチなところに興味を持つ人間には寂しいことです。
次回は、歴代のチャンピオンが、どのような勝率だったのかを見ていきたいと思います。
ロジャー・フェデラーは先に書いときますね。勝率.819です。