ジャズとテニスの雑記帳

ジャズ・テニスそしてオーディオやミステリーについての日常を綴ります

考察 テニス選手の勝率 

メドベージェフ VS. マレー 

ドーハ(ATP250)の大会決勝戦、深夜のWOWOWオンデマンドで観ました。

技術の粋をぶつけ合うハイレベルな試合でしたね。

 

アンディ・マレー、ダニール・メドベージェフ

 

この大会で優勝したメドべージェフは、通算勝率が7割を超えました。

281勝120敗 勝率 .7007 ツアー優勝大会は17大会目(GSは1回)。

何の話?と思われるかもしれませんが、テニスを数字で見ていくと、これが結構面白いのです。

 

100試合以上闘っている選手の中で、勝率7割を超えたのは、今回決勝を戦ったマレー以来の快挙だと思います。

マレーより若い選手で、初めて勝率7割を超えたのです。

 

ということは、ビッグ4につぐ選手と言っていいのかも。

さすがネクスト・ジェンの長男格ダニール・メドベージェフ

 

勝率7割、それがどんなに凄い事かと言うと・・・

 

マレー以降の選手と言えば、まず錦織圭ですね。

確か、勝率 .660くらいです。ツアー優勝は12回(GSはゼロ)

錦織世代の代表、

デル・ポトロは .690くらい 優勝は22回(GSは1回)

チリッチは .670 くらいかな 優勝は20回(GSは1回)

ラオニッチとディミトロフは .650に届いていないと思います。

 

勝率7割を超すことは大変なことなのです。

 

勝率が”くらい”と曖昧な表現になってしまうのは、Wikipediaの記事から勝敗数の記載が無くなってしまったからです。最近ですよ。

何故でしょう?

私のように、ニッチなところに興味を持つ人間には寂しいことです。

 

次回は、歴代のチャンピオンが、どのような勝率だったのかを見ていきたいと思います。

 

ロジャー・フェデラーは先に書いときますね。勝率.819です。