MLBもNPBもポストシーズンが終わり、各チームはFAやトレードによる来期以降のチーム作りにしのぎを削る季節になりました。
大谷翔平選手や山本由伸選手の動向も気になりますね。
ところで、MLBのポストシーズンについてこんな発言があります。
「レギュラーシーズンは練習試合、ポストシーズンが本番だ」
原文 I think the regularseason is practice, and the postseason is when it`s real
そうなのかなあ?
どうも・・引っ掛かりますね。
「練習」と言うのは、ファン(観客)に対して失礼では?
「別のシーズンだ」ではいけないのでしょうか。
大統領になっても不思議はない(くらいの人間性だと推察しています)ジーターの発言とは思えません。
昔、NPBのレギュラーシーズンで優勝し、日本シリーズでは敗退した監督の言葉
「日本シリーズ優勝が注目されるが、レギュラーシーズンの優勝はもっと評価されていい」
こっちの方が、私は好きですね。
ポストシーズンはCUP戦に近いと思います。私は。
松井秀喜さんが「優勝が決まった後の試合で打席に立つのは・・・(立つ意味を感じにくい・ブログ主註)」と言ったと、何かの記事で読んだことがあります。
「野球はチームスポーツだから勝つことがすべて、個人成績は重要でない」というところは松井秀喜さんとジーターは似ています。
読売ジャイアンツ・ニューヨークヤンキースというチーム環境も関係していると思います。
両球団とも「驕り」を感じさせるところが似ていいます。
「球界の盟主」「強くなければならない」など、言わずもがなのことです。と、私は思います。
優勝を逃した後でも、松井のホームランを観れればいい、観たいんだ、というファンはいっぱいいたと思います。
チャーリー・ミンガスのコンサートでのこと
ミンガス 「こんなに客が少ないんじゃ、やってられんぞおー! もう帰る!」
ドルフィー「あそこの柱の陰に、私たちの音楽を熱心に聴い ている人がいますよ。リーダー」
ミンガス 「ん!?・・・しゃあない、一丁やるか!」
(エリック・ドルフィー 楽器はバス・クラリネット)
優勝を競うために勝敗に拘る一方、「どんな時でも、ファンのことを考えている」と私は強く感じます。