MLBのワールドシリーズは、テキサス・レンジャーズがアリゾナ・ダイアモンドバックスに勝利しました。
スコアは4勝1敗
「音楽&オーディオの小部屋」さんの予想どおりとなりました。
こういう予想を当てるのは難しいのですが、お見事です。
テレビ観戦のポストシーズン、目立ったバッターとして、
レンジャースの コーリー・シーガー
特にアルバレスは2024年、ジャッジとホームランキングを争う?
ピッチャーもジャスティン・バーランダーをはじめ好投手が何人かいました。
で、思ったことは、
今シーズンの大谷翔平選手は、彼らに全く見劣りしていないということです。
当たり前やん、と言われるかもしれませんが、改めて感じ入ったところです。
ところで、
野球のバッティングとピッチングは
どちらが難しいと思われますか?
私はバッティングの方が難しい技術だと思います。
(以下は素人スポーツ愛好家の戯言ですから「そりゃ違うだろう」と思われてもお怒りにならないでください)
両者の対決の最初の選択肢は、投手にあります。
対戦はまず、投手の投球から始まります。
これは投手のアドバンテージです。
打率、非打率を見ていけば数字的にも一目瞭然です。
バッティングの難しさは他にもあります。
打撃は、
運動能力・運動神経 両方の影響を受けるということです。
打者のパフォーマンスが年齢とともに急激に落ちるのはこのためです。
加齢とともに、運動能力としてのパワー・スピードの低下以外に、運動神経としての動体視力・反射神経低下の影響も受けるからです。
一方、ピッチングは主に運動能力に支えられています。
パワー・スピードという運動能力の低下曲線は比較的緩やかです。
動体視力や反射神経はピッチングの大要素ではありません
また、巧緻性や投球術は落ちないどころか向上する場合もあります。
もうひとつ、
体格のいい投手は、力の落ち方が緩やかです。
身長が、10~20㎝も違えば、運動効率もそれ相当に違うからです。大きい方が効率が高いはずです。
さて、
MLBでは強打者と10年以上の長期契約を結ぶ例がよく見られます。
長期高額年俸はFAで競り勝つためです。
球団にとってはギャンブルですね。
近年の代表的超強打者の落ち始めの年齢を調べてみました。
アレックス・ロドリゲス 36歳以降
40歳で、その前の10年間の5~6割の成績になって引退する、というイメージです。
大谷翔平選手は2024年が29-30歳シーズンになります。
今後数年間の打撃が本当に楽しみです。そして、
投手としてはもっと長く楽しませてくれると思います。