全米オープンテニスが始まりましたね。
全米オープンは、いろいろなタイプの選手が活躍できるサーフェスのため、ビッグ4以外にも何人かの選手が優勝している大会です。
しかし、今年はアルカラスかジョコビッチでしょうね。
対抗する選手はズベレフとメドベージェフ。
二人ともアルカララスと同じトップハーフです。
ということは、ジョコビッチはドローがいいということです。
実力も抜群、運も抜群がジョコビッチです。決勝まで余裕でしょう。
また、アメリカ人選手は今年も勝ち上がれないと思います。
何故かと言うと、テニスの才能のあるトップアスリートは、全員MLBのグラウンドに居るからです。
野球とテニスは、必要とされる素質が非常に近いスポーツだと思います。
高い運動能力と高い運動神経が必要です。
その中で、
野球は瞬間的なパワーも重要なスポーツ
テニスは器用さ(頭脳と書こうと思いましたが止めました)とスタミナも重要なスポーツ
と言えるのではないでしょうか。
アメリカでは、人気プロスポーツが、NFL・MLB・NBAの順だそうです。
フットボールと野球の2足の草鞋、さらにバスケットを加えて3足の草鞋を履く選手も多いようです。
そういう中で、野球とテニスという隣り合った適性を求められる選手が、人気・収入の高いMLBに行ってしまう、と私は思っています。
サンプラスやアガシがいたではないかというご意見もあると思います。
例外の選手はどこにでも現れます。フェデラーもジョコビッチもその感じはありますね。
日本の錦織圭選手も例外的な存在でもあります。
サッカーでは芽が出なかったようですが、野球をしていたら、内野手として一流になった可能性はあったと思います。
問題は、錦織選手は団体競技向きではないということです。
サッカーでパスを出したり、野球のゲッツーをするイメージは湧きません。
錦織選手は自分自身で完結するスポーツメンタリティの持ち主だと思います。
テニス向きということです。
なお、野球が盛んでない地域の場合は、おもにサッカーかテニスかになるわけですが、この二つは適性の棲み分けがなされやすいと思います。メンタリティ系の異なるスポーツだとワタシは思います。
ですから、最近のヨーロッパのテニス選手は強いのです。
日本? アメリカに似ていると思います。