二日目は、レッドグループです。
第1試合
カルロス・アルカラス(2) VS. アレキサンダー・ズベレフ(7)
6-7,6-3,6-4 でズベレフの勝ち
前日のシナーと同様に、ズベレフのサーブが素晴らしかった。
基本8~9割くらいのチャージのファースト(でも210km前後)で確率を上げて好結果を出し、勝負所でさらにチャージ(220km前後)して反撃を断っていました。
198cmの身長のアドヴァンテージをうまく生かしていると感じました。
課題のフォアハンドもストレイト&逆クロスの精度が良かったです。
この調子が続けば、間違いなく台風の目に。
敗れたアルカラス。
何か雑に見えるテニスが続いているように感じます。
たぶん、フットワークから来ているのだと思います。
最終セットは良くなる兆しが見えましたが、ズベレフの調子が頂点になり、追いつけず。
あと、ルブレフ・メドベージェフに連勝で、勝ち上がりの眼はあるので、どう立て直していくか。
真価を問われる大会になりました。
第2試合
ダニール・メドベージェフ(3) VS. アンドレイ・ルブレフ(5)
6-4,6-2 でメドベージェフの勝ち
順当と言えば、相当順当な結果。
ルブレフに完勝も、残るズベレフ、アルカラス戦は正念場。
3連勝するようだと、メドベージェフ優勝も見えてきますね。
ルブレフは辛い。
トップ8の常連ではあるが、いかんせんテニスの幅がせまく、100%(以上?)の調子でないとトップ選手に勝てないタイプ。
それでも、年々、テニスの幅も広がってきているので、開き直って、動きの硬さを払拭することができるかどうか。
ルブレフは性格の良さが単調なテニスの一因だと思いますが・・・そこを・・・なんて言えないですよね。