元祖ネクストGenを中心とした選手の中には「もっと来ていてもいいのでは?」と感じる選手たちがいます。
筆頭はアレキサンダー・ズベレフ(ドイツ・26歳)
10代でナダルに勝ちそうになり「将来の№1」と言わしめた逸材です。
昨年は、全仏のナダル戦を果敢に戦い過ぎて大けがをしてしまいました。
本来の調子に戻るには、まだ数か月はかかるでしょう。
№1になるために超えるべき壁が二つあるように思います。
ひとつはダブルフォールトの連発。198cmの長身プロ選手が何故? 素人の私には理解できません。
もう一つは、あまり指摘されませんが、フォアハンドです。
高い打点からの「決め強打」のレベルが、№1のそれではないと思います。
そういうことはともかく、ズベレフはいずれ№1になると思うのですが・・・
二人目はアンドレイ・ルブレフ(ロシア・26歳)
ベースラインからのテニスはトップ4クラス。
いかんせん、テニスの引き出しが少ない。特にネットプレイが上手くない。
このままでは上位ランカーを連破できず、№1になることは難しい。
この辺が、ATP500には強いが1000に弱い理由だと思います。
現代テニスは両手打ちバックハンドの時代です。
チチパスは片手打ちバックハンド
では、片手打ちのメリットは何か?
バックハンド・スライスとボレーを駆使した戦術の幅広さにある、と私は思います。
フェデラーという最高のお手本があるのに、なぜ「フェデラーの戦術」を取り入れようとしないのか?
これは、デニス・シャポバロフ(カナダ24歳)にも当てはまることだと思うのですがねえ。
キャスパー・ルード(ノルウェー・25歳)
マッツ・ヴィランデルを思い起こさせる頭脳派選手ですね。
№1のイメージはなかなか湧きませんが、2023年はどういうテニスを見せてくれるのでしょうか!
フベルト・フルカチュ(ポーランド・26歳)
特徴:めっちゃ地味!
マッテオ・ベレッティーニ(イタリア・27歳)
特徴:テニス界一のイケメン!
ポテンシャルは高いこの二選手。正念場の年になりそう。
最後は駆け足になってしまいました。
全豪オープンが楽しみです。
その全豪、アルカラスの負傷欠場は極めて残念。
カルロスちゃん!熟考の時です!!