ジャズとテニスの雑記帳

ジャズ・テニスそしてオーディオやミステリーについての日常を綴ります

オーディオ備忘録 98 クラシックシステムの使い分け

大谷翔平選手、150㎞台後半の高め速球にタイミングが合ってきましたね。

低めをミートするアッパースイングと高めを叩くスイング、打撃でも二刀流になってきました。

 

 

オーディオネタが続きますが、お付き合いをお願いいたします。

無指向性のVifaシステムを設置したために、クラシックを聴くためのシステムが二つになりました。

 

ひとつは、5ウェイのSiemensシステム。

もう一つは、Vifaの9㎝フルレンジ+スーパーツイーターのシステム。

 

 

この両者の使い分けについてですが、大型は「大編成の曲」、小型は「小編成の曲」と漠然と考えて使っていました。が・・・

 

別の考え方もあるなあと、最近思いました。

「今日はどのくらいの音量で聴きたいか」を使い分けの基準にするやり方です。

 

実は、Vifaシステムでも交響曲を聴くことに問題はありません。

低音はVifaシステムでもかなり再生できます。無指向性システムの低音再生力は大したものです。

もちろん、40Hzが再生できているわけではありません。聴感上の低音感に長けているということですね。

 

ただ、ダイナミックレンジの違いは埋められません。

大きな音を出そうとすると小型システムの限界を感じます。

どんな限界かと言うと、ご承知のとおり、歪の増加とリニアティが低下することです。

 

従って、小~中音量の時はVifaシステム、中~大音量の時はSiemensシステムという使い分けです。

 

チェンバロ独奏でも、小さな音で聴きたい時もあれば、大きな音でメカの動作音もしっかり聴きたい時もあります。

オーケストラを静かに俯瞰したい時もあります。

 

しばらく、こんな感じで使い分けていきたいと考えています。

 

ヒナギクの一種)