大谷選手昨日23号ホームラン
8-2から9-10の逆転負け、ドンマイ・ドンマイ!!
久しぶりのオーディオネタです。
音場型スピーカーシステムについて書いてきました。
Siemensシステムは平行設置で壁面から離す設置です。
世間では?平行法と言われています。(ちょっとだけ内に振ってます)
Vifaシステムは無指向性的SPをやはり壁面から離して設置・これも平行法
他にも音場を出す設置法はあるようです。
ひとつは、昔から行われている交差法。
左右に距離を置いてうち振りする方法です。うち振りの角度が三角同じになると例のオルソンになりますね。
内振りを強くして、リスナーの眼前より前で交差する方法もあります。
私は、この前で交差する音場が苦手なので、自室では採用していません。
もう一つは対向法で、SPの正面を向かい合わせに置く方法です。
リスナーにはSPの側面が向きます。正面バッフルは、リスナーから斜めに、僅かに見えるだけになります。
この方法も試してみましたが、信じられない程の奥行き感が得られます。
そのうちしっかりと取り組んでみたい置き方です。
このように、クラシックファンの方たちは、日々音場の再現に努めているわけです。
私は、ジャズファンを名乗っていますが、実際にはジャズとクラシックを聴く割合は5分5分くらいです。
また、生を聴く機会は、圧倒的にクラシックの方が多いです。
今回は生のクラシック・コンサートホールの音場について考えてみます。
私は地元の音楽館の会員ですので、そこでクラシックの生演奏を聴く機会があります。
20年くらい前まではサントリーホールの会員でもあったので、同じビルのレストランで夕食をとって、コンサートを聞き終えると、急いで品川駅まで行き新幹線に飛び乗ったものでした。
海外のコンサートホールの経験は残念ながら皆無ですが、コンサート会場に、ソコソコ足を運んできました。
で・・・
コンサートホールの音場?は、マニアの方や私のようなオーディオファンが苦心して再現している音場とは少し違うと思っています。
奏者の音は座り位置通りには聴こえてきません。
音は混じり合いますし、大きな音が前に出てくる傾向もあります。
何よりも、楽音は共鳴してハーモニーを奏でます。
ホールでは響きを聴いているのだと思います。
したがって、オーディオで聴くような音場感はあまり感じません。
では、クラシックのコンサートにおける醍醐味は何でしょうか?
ひとつは、会場の雰囲気だと思います。非日常空間ですね。
音的には、鮮度の高さですね。
音楽的には・・奏者の力量にかかっています。
個人的には、オーディオ装置で聴くクラシック音楽の方が愉しみは大きいですね。
好きな演奏をパッケージメディアで、また、現代の演奏をFM放送で。
そして、時には、スコッチのシングルモルトをなめながら。たまりません。
オーディオは素晴らしい趣味だと、つくづく思います。
以上は、クラシック音楽の場合です。ジャズについてはいずれまた。