ジャズとテニスの雑記帳

ジャズ・テニスそしてオーディオやミステリーについての日常を綴ります

オーディオ備忘録 104 クラシックシステムの改良(前編)

その再生音に、かなり満足しているクラシック用のSiemensシステムです。

 

 

この度、秘策?を二つ施すことにしました。

 

Siemensシステムはヤマハのサブウーファーを含めると5ウェイのクラシック用システムです。

5ウェイと言っても、Siemensの20㎝フルレンジと10㎝のツイーターの2ウェイが主体ですので、音はまとまっています(と思っています)。

 

そのサブウーファーヤマハSW1000は35㎐以下を18㏈/octで受け持っています。

 

サブウーファーの置き方を変えます。

これまでは、ユニットがリスナーに対して正面を向いていましたが、90度内側に向け、左右のサブウーファーを対向設置にしました。

 

低音は指向性がないから、どっち向きでも、あるいはどこに置いてもいい、というのがオーディオ界の常識でした。

ゆえに3Dウーファーというものが存在しています。

 

拙宅のように35Hzという低いクロスのサブウーファーでも指向性はあります。なぜなら、倍音も出ているからです。

35~70~140㎐と出ています。

この最低域についても無指向性に近づけるほうが、クラシック再生音場に効果的だと、私は考えます。

 

置き方をどうするか?

「上向き」や「後ろ向き」が考えられます。

拙宅では、操作性も考慮して、対向設置にしました。

 

左チャンネル

 

右チャンネル

 

サブウーファーにリモコンがあるにしても、パネル面を壁側にすると、少し使いにくいですね。

対向設置は、フルレンジ・スピーカーで音場再生に効果があることは経験済みです。

 

ヤマハの1000番のサブウーファーは躯体が重いので、移動には、今まで二の足を踏んでいましたが、やるとしたら今しかないと、重い腰を上げました。

もう後期高齢者です(笑)

 

効果は?

ありました!

奥行きが深く大きくなりました。もっと早く移動すればよかった。

 

さて次回は二つ目の秘策(秘策でも何でもないけどね)です。