ジャズとテニスの雑記帳

ジャズ・テニスそしてオーディオやミステリーについての日常を綴ります

オーディオ備忘録 105 クラシックシステムの改良(後編)

大谷翔平選手 オールスター前の32号ホームラン!

これで気分よく後半戦に向かえますね。

ファンはそう感じますが、大谷選手は、考えていること、見ている景色が全然違うような気がします。

ホームラン王」をとってほしいなあ。

神様、そのくらいの価値は軽くあるでしょう?

 

大谷翔平 前半最終戦で32号ツーランホームラン チームは5連敗

 

さて、

Siemensシステムのもう一つの改良です。

 

クラシック音楽の愉しみの大きな要素にバイオリンの音色があると思います。

 

意外と周波数レンジの広いバイオリン。

 

シングルコーンで鳴らすシームレスな響きもいいのですが、艶やかで悪魔的なバイオリンにのめり込むには伸びきった高域も有効です。

 

拙システムでは、Siemensの10㎝ツイーターにビクターの25㎜ソフトドームツイターをスタガーで鳴らしてきました。

 

 

この音色をもう少し改善したい。

ブルツイーターの重なっている部分の音色が少し滲んでいるような気がしていました。

 

滲みが減ることを期待して、ふたつのツイーターの帯域をマルチアンプ方式で分けることにしました。

 

FOSTEXのミニチャンデバを使用。

 

クロスオーバーは、2K㎐から6K㎐を探った結果、4.5KHzに落ち着きました。

 

改良後の音は、かなりいいと思います。

 

ガデンツァにおける高域の放射が中空に伸びていきます。

フラジオが明瞭に艶やかに響きます。

 

クラシックシステム用のリファレンス・ソースCD

尊敬する「音楽&オーディオの小部屋」さんからいただいた、モーツァルトの「ヴァイオリンとビオラのための合奏協奏曲五嶋みどりさん&今井信子さん)」をかけます。

 

 

中央の左寄りと右寄りに位置する、バイオリンとビオラ

ソロとユニゾンが美しく空間に舞います。

そして、オーケストラが海のように、深く広く響きます。

 

名曲は飽きているのじゃないのか! と言われてしまいますね。

それはコンサートでの話です。

真の名演奏は飽きません。これはクラシックもジャズも同じ。

 

今回の改良?で、5ウェイ・マルチアンプという大袈裟なシステムになってしまいました。

それでも、二つの改良は大成功だったと思います。嬉しい!!