ジャズとテニスの雑記帳

ジャズ・テニスそしてオーディオやミステリーについての日常を綴ります

オーディオ備忘録 115 YAOU 4560 システム

ジャズ再生サブシステムのひとつ

YAOU 4560 システム

 

 

手持ちの、ストックユニットで組んであります。

 

各帯域のユニットは、低域から

エレクトロボイス38cm  100Hz以下

八欧電機30cm       100~1200Hz

 システム名の「YAOU」はこのユニットに由来します。

クラシックプロ ED3402  1200~5000Hz ホーンはJBL

日立 H54H         5000Hz以上 

   

 

 

チャンネル・ディバイダー  ベリンガー3台による4チャンネルマルチアンプ

 

プリアンプ(プリメイン)  デノン PMA-2000AE

パワーアンプ        ビクターPS-1004

              (4チャンネルアンプ2台)                        

レコードプレイヤー     ソニー PS-LX300H

カートリッジ        デノンDL-107

 

 

このシステムは、メインのJBLと同じ考えで、軽量振動板による、音離れの良い再生を狙っています。

 

最低域のウーファーは、振動板が軽くfゼロが高いため、100㎐以下をブーストすることにより低域を再生。

八欧電機の30㎝ウーファーは、100Hzから1000Hzがフラットという使いやすい特性で、反応も速いです。

コンプレションドライバーのED3402は、高域をカットすれば、なかなかの切れ味を聴かせてくれます。しかも安い!。購入当時は一個2050円位、今は3500円ほど。

ツイーターのH54Hは、マイラー振動板を使った優れもの。

 

4ウェイといっても、30cmウーファーと1インチスロートのコンプレッションドライバーの2ウェイに、上下を少し足したシンプルな組み合わせです。

この二つのユニットがシステムの肝になっています。

そして、四つのユニットが、得意な分野をうまく受け持っている、と言えます。

 

トータルでの周波数特性はワイドレンジではありません。

1940年代から1960年代のジャズを時代の雰囲気を伴って再生します。

 

 

特殊な使い方の八欧電機の30㎝ユニット

上向きにセットして音離れの良さを意図しています。

 

相当古いユニットです。1960年代かな?

この味(音色)には、何か秘密が隠されているかもしれません(笑)

いいコーン紙だと思います。

 

JBLの2350ホーン(型番間違えてるかも)は、本来、バッフルに取り付けて鳴らすものだと思います。そのままでは、音像が大きくなりすぎます。

対策として、鉛シートを貼り、塩梅のいいホーンになりました。

 

JBLシステムとの違い?

管楽器で例えると、

アルトサックスは、

エリック・ドルフィーJBLバド・シャンクのYAOU

テナーサックスだと、

アルバート・アイラーJBLベン・ウェブスターのYAOU

という違いかな?