「ナイフをひねれば」 原題 「 THE TWIST OF A KNIFE 」
元刑事の探偵ダニエル・ホーソーンと著者であるアンソニー・ホロヴィッツの迷コンビによる英国ミステリー
さて、今回も、犯人当てまでは果たせたものの、事件の背景・動機の解明はお手上げでした。
読者の想像力と教養を試す作家ですね。
ホロヴィッツの作品を読むのは6冊目になるので、読み進む速度は速くなっています。
ただ、それにより、推理は更に困難となったような気がします。
私が読んだホロヴィッツの当地図書館所蔵冊数は下記のとおり(出版順)
カササギ殺人事件 7冊
ヨルガオ殺人事件 7冊
メインテーマは殺人 7冊
その裁きは死 5冊
殺しへのライン 6冊
ナイフをひねれば 6冊
ちなみに、国内大人気作家(複数)の所蔵冊数は、16~20冊超ですね。
今までは、ホロヴィッツの新作を読むのに、何週間、何か月と順番待ちをしたものです。
今回は3日でした。
読む人が減っているのでしょうか?
確かに、ホーソーンシリーズ4作目ともなると、その本の展開とはあまり関係なさそうなホーソーンの謎についての描写も多く、第1作目から読んでいないと、意味が分かりにくい、というところはあります。
そんな訳で、第1作目から読む人が増えて、最新作が後回しになる・・・?
英国でのホーソーンシリーズの新作は2024年4月だそうです。
日本は2025年秋か? 待ち遠しいです。