ジャズとテニスの雑記帳

ジャズ・テニスそしてオーディオやミステリーについての日常を綴ります

アンソニー・ホロヴィッツ 「ナイフをひねれば」

アンソニーホロヴィッツの、2023年日本における新作

 

 

ホーソーンホロヴィッツ>シリーズ第4弾

「ナイフをひねれば」 原題 「 THE TWIST  OF A KNIFE 」

元刑事の探偵ダニエル・ホーソーンと著者であるアンソニーホロヴィッツの迷コンビによる英国ミステリー

 

さて、今回も、犯人当てまでは果たせたものの、事件の背景・動機の解明はお手上げでした。

読者の想像力と教養を試す作家ですね。

 

ホロヴィッツの作品を読むのは6冊目になるので、読み進む速度は速くなっています。

ただ、それにより、推理は更に困難となったような気がします。

 

私が読んだホロヴィッツの当地図書館所蔵冊数は下記のとおり(出版順)

カササギ殺人事件  7冊

ヨルガオ殺人事件  7冊

メインテーマは殺人 7冊

その裁きは死    5冊

殺しへのライン   6冊

ナイフをひねれば  6冊

 

ちなみに、国内大人気作家(複数)の所蔵冊数は、16~20冊超ですね。

 

今までは、ホロヴィッツの新作を読むのに、何週間、何か月と順番待ちをしたものです。

今回は3日でした。

読む人が減っているのでしょうか?

 

確かに、ホーソーンシリーズ4作目ともなると、その本の展開とはあまり関係なさそうなホーソーンの謎についての描写も多く、第1作目から読んでいないと、意味が分かりにくい、というところはあります。

 

そんな訳で、第1作目から読む人が増えて、最新作が後回しになる・・・?

 

英国でのホーソーンシリーズの新作は2024年4月だそうです。

日本は2025年秋か? 待ち遠しいです。