プロテニス大会決勝を闘うような強い選手の特徴は?
特に、グランドスラムなどの大きな大会におけるプレイの特徴について考えてみました。(いつもながら僭越至極でございます)
誰の? と言うと、最近ではジョコビッチ、メドベージェフ、アルカラス、ズベレフ、今回のシナーの5人を指します。ルーネも含まれると思います。
第一の特徴
サーブ力
スピード、コントロール、タイミングに優れていて、サービスゲームキープ力が高い。
特筆すべきは、プレイクポイントのピンチにおいて、ノータッチエースあるいはサービスポイントで切り抜けることができること。
第2の特徴
フォアハンドに絶対的な決定力を持つ。
バックハンドが弱点にならない。守備から攻撃の起点としても使えるバックハンド。
第3の特徴
守備力
コート左右の守備範囲が特に広く、簡単には崩されない。
これらの特徴を高いレベルで備えているのが、ジョコビッチ・メドベージェフ・シナーの3人で、近いのがルーネだと思います。
アルカラスはこのブログでしばしば指摘(まことに僭越ですが)しているように、サーブに問題があるところを他の技術の高さで補っています。
また、ズベレフは、改善がみられるとはいうものの、フォアハンドの決定力不足はまだ残っています(これもまことに僭越ですが)。
ということは、この二人、アルカラスはサーブ、ズベレフはフォアハンド、これが追いついて来た時には、凄いテニスになる、と思いませんか?
いずれにしろ、2024年はこの6人衆から目が離せませんね。
そして、速いコートではフルカチュ、遅いコートではルードなど、スペシャリスト達が大会を盛り上げてくれるでしょう!👍