ジャズとテニスの雑記帳

ジャズ・テニスそしてオーディオやミステリーについての日常を綴ります

コパチンスカヤ の ジョージ・アンタイル

ジョージ・アンタイル(1900~1959) アメリカのピアニスト・作曲家・発明家

 

独特の感性の持ち主であられたようです。

 

この年代は、年上にシェーンベルクやストラビンスキーがいて、年下にウェーベルンやベルクがいます。

二度の大戦があった、厳しい時代ですね。

 

CD ジョージ・アンタイルの見た世界

 


ヴァイオリニストのパトリシア・コパチンスカヤを探っていて、このCDにたどり着きました。

モルドヴァ共和国出身のコパチンスカヤが描く「ジョージ・アンタイルの見た世界」

これは面白そうです。

 

曲目は

 

アンタイルと同時代のモートンフェルトマンの小品

同じくジョン・ケージノクターン

アンタイルのヒーロー ベートーベンのヴァイオリン・ソナタ第7番

そして

アンタイル自身のヴァイオリン・ソナタ第1番

 

という構成です。

 

このCDは素晴らしかったです。

特に二つのヴァイオリン・ソナタの独創性!

ベートーベンの方は編曲の手が入っているのかと感じるほどです。

アンタイルのソナタは、現代音楽の胎動そのもののように感じました。

 

コパチンスカヤの画像 に対する画像結果

 

コパチンスカヤさん、たぶん20年くらい前になると思いますが、裸足でステージに立って演奏していたのが強く印象に残っています。

 

上の写真は「月に憑かれたピエロ」の演奏かな? 歌い、演じます。

 

現役ヴァイオリニストの中で抜群に魅力的な方だと思います。

 

当地に来てくれないかなあ・・田舎の小さなホールでも、きっと、期待を裏切らない演奏を聴かせてくれると思います。

 

コパチンスカヤさん、この方1977年生まれ。

突然ですが、私の次男と同い年です。時代を意識しながら聴くことが多いので、こんな関係ないようなことをつい入れてしまいます。オユルシを。

 

なお、本CDは PEGASUS CC で聴いています。